「ここで成長できる」と感じられる職場とは? キャリア形成支援が組織にもたらす変化
「ここで成長できる」と感じられる職場とは? キャリア形成支援が組織にもたらす変化

個人と組織のビジョンが重なり合う支援設計とは?
働き方やキャリア観が多様化するなか、「この職場でなら成長できる」と社員が実感できる環境づくりが、離職防止やエンゲージメント向上のカギになっています。本コラムでは、キャリア形成支援の視点から、個人と組織が共に育つ関係の築き方について紐解いていきます。
なぜ今、キャリア形成支援が重要なのか
「人材育成」や「リスキリング」の必要性が注目される一方で、「現場で何をすればいいのか」「自律的に動ける人材をどう育てればいいのか」と戸惑う声も少なくありません。
終身雇用や年功序列の前提が崩れ、働き方や価値観が多様化するなかで、キャリアは「企業に与えられるもの」ではなく、「個人が選び取り、自ら形づくっていくもの」へと変化しました。しかし、その変化を現場でどのように受け止め、支援につなげればよいかは、まだ明確になっていない企業も少なくありません。
だからこそ今、“キャリア形成支援”を一人ひとりの働き方や組織づくりに結びつける視点が、あらためて求められているのです。
「ここで成長できる」と感じられる職場の共通点
社員が自らの成長を実感できる職場には、次のような共通点があります。
- 成長実感を得られるチャレンジや振り返りの機会がある
- キャリアについて安心して対話できる相手や風土がある
- 自分のWILL(ありたい姿)が、組織のビジョンとどこかで重なっている
つまり、制度の整備だけでなく、日常の中で社員がキャリアについて考え、語ることができる環境づくりが重要です。こうした“支援設計”こそが、キャリアの自律を後押しする鍵になります。
キャリア形成支援は、日常に根づく “行動の後押し”
「キャリア支援」と聞くと、特別な研修や制度を思い浮かべる方も多いかもしれません。しかし、キャリア形成の出発点は、もっと身近なところにあります。
たとえば、「最近やりがいを感じた仕事は?」「半年を振り返って、一番印象に残っていることは?」といった問いかけが、個人のWILL(ありたい姿)に気づくきっかけになります。こうした対話の積み重ねが、キャリアの“自分ごと化”を促すのです。
とはいえ、日常の業務の中でこうした時間や関わりを持つのは容易ではありません。上司や同僚が支援したいと思っていても、「どう声をかければいいか分からない」「何を話せば良いのか分からない」という戸惑いがあるのも現実です。
だからこそ、こうした問いや内省のきっかけを意図的に設計できる“場”や“手段”が必要になります。日常での支援と連動するかたちで、個人の気づきを深め、行動を後押しする取り組みとして、ワークショップの活用は非常に効果的なのです。
ミテモのワークショップ:体験を通じた気づきと行動変容
ミテモのキャリア支援ワークショップは、参加者自身が自分の言葉でキャリアを捉え直し、小さな一歩を踏み出すことを後押しするよう設計されています。
特徴のひとつは、知識や理論のインプットではなく、「自分自身と向き合う体験」に重きを置いている点です。たとえば、「自分は何にやりがいを感じるのか」「どんなときに力を発揮できるのか」といった問いを通じて、自らのキャリアの軸を言語化していきます。これは、教育心理学で知られる経験学習モデルに基づき、「体験→振り返り→気づき→実践」のサイクルを活用したものです。
また、参加者同士の対話や相互フィードバックも重要な要素です。他者の視点を通じて、自分にとって当たり前だった行動が「強み」だと気づくことも多く、自己理解の幅が広がります。
さらに、「レゴ®シリアスプレイ®」や「Points of You®」など、手を動かしながら内面にアクセスする“非日常”のアプローチも取り入れています。言語化しづらい感情や想いに触れることで、内省の質が高まり、次の行動への意欲が自然と引き出されていきます。
実践事例に見る、キャリア支援がもたらす変化
ミテモのワークショップは、若手からシニア層まで、世代や立場・役割に応じたキャリア形成支援を提供しています。
若手社員向け(製薬業界)
WILL・CAN・MUSTの棚卸しと、Points of You®によるイメージカードを活用。アクションプランを「明日までに」「1週間後までに」などの時間軸で具体化し、小さな成功体験を積み重ねる支援を実施。
管理職候補者向け(電子機器メーカー)
第1回で「ありたい姿」を深掘りし、組織のビジョンと照らし合わせたアクションを設計。第2回でその実行状況を振り返り、再設計することで、自律的なキャリア形成の循環を促進。
シニア社員向け(マスコミ業界)
定年を控えた社員が「これまでの経験の棚卸し」と「強みの再発見」を行う場を提供。レゴ®シリアスプレイ®を活用し、感情や無意識の想いにアクセス。
行動を後押しする支援が、組織を育てる
キャリア形成支援は、社員一人ひとりの未来だけでなく、組織の持続的成長にもつながる重要な取り組みです。
単なる知識やスキルの“習得”ではなく、社員が「自ら考え、行動し、成長していける」関係性や環境をデザインすることが求められています。「ここでなら成長できる」と思える環境づくりには、体験と対話を通じて、“自ら動き出すきっかけ”を生み出すことが欠かせません。
ミテモでは、個人と組織のビジョンが重なり合うキャリア支援のあり方を、ワークショップや研修を通じてご提案しています。まずは無料体験ワークショップや資料ダウンロードで、その第一歩を体感してみてください。

お客様事例
-
経営層向けダイバーシティ(DE&I)研修事例|日産車体株式会社
-



内定者・新人合同チームビルディング研修事例|株式会社キタセキ
-



全社員向けデザインシンキング研修事例・ワークショップ事例|セガサミーホールディングス株式会社
-



2025年度新入社員研修 研修事例・ワークショップ事例|キヤノンシステムアンドサポート株式会社
-



2024年度新入社員研修事例・ワークショップ事例|旭化成株式会社
-



組織の未来を探求するビジョンメイキングワークショップ研修事例│いばらきコープ生活協同組合
-



未経験者でも習得できる研修内製化支援プログラム事例│株式会社MTG
-



ビジョンを軸にしたチームビルディング研修事例|セーフィー株式会社
新着イベント
新着News&トピックス
-



組織の一体感を高める鍵─レゴ®シリアスプレイ®がもたらす対話と創造の力
-



なぜダイバーシティ推進がうまくいかないのか?行動変容を生む組織づくりのポイント
-



なぜ中小企業に「デザイン経営」が必要なのか?経営資源を活かす新たな視点
-



現場から始める製造業DX|新規事業開発の機会と課題
-



理念を浸透させるには?トップダウンとボトムアップをつなぐインナーブランディング施策
-



一過性で終わらせない地域支援|価値が根づく事業設計の考え方
-



納得感あるキャリア研修をどう設計するか|自律型人材を育むプログラム開発の考え方
-



地域でロールモデルを生み出すには|自治体が押さえるべき支援設計のポイント
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー ニッティド株式会社【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 株式会社シマムラ【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 株式会社貴望工業【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



人的資本経営とは何か?|企業価値を高めるエンゲージメント向上の実践法
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 米阪パイル織物株式会社【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 有限会社駄菓子屋の夢博物館 【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



管理職が今知るべきエンゲージメント向上のための取り組み
-



「小さな物語」である伝統工芸が海外進出するための生存戦略の考察
-



地域中小企業のデザイン経営と共創の場の作り方セミナー
-



中小企業のイノベーションを促進するデザイン態度の開発 〜 実践と研究成果の共有【前編】
-



名古屋市の実践事例から分析する起業家(アントレプレナーシップ)教育が地域にもたらす効果
-



事例から読み解く、着地型観光コンテンツの作り方
-



インバウンド富裕層向け観光コンテンツの作り方 ―地域固有の文化資本を活かし、高付加価値な体験商品を開発する
-



吉野林業を体験できる「臨場感再現触覚VR」の体験ブースを出展|2025年大阪・関西万博&拡張万博 未来体感フォーラム参加レポート
-



インバウンド旅行者に届く高付加価値観光コンテンツの作り方
-



地域ブランド×DX ―デジタル技術を活用して顧客体験価値向上をはかる



