デザイン経営で地域の企業を自走させる ~和歌山県「VALUE」事例紹介~
デザイン経営で地域の企業を自走させる ~和歌山県「VALUE」事例紹介~

中小企業がイノベーションに取り組み続ける視座と行動を育む
全企業のうち中小企業が99.7%を占める – これは日本全体においても地域においても経済活性化の鍵は中小企業の活性化によってもたらされることを示唆しています。そして、中小企業の活性化にはイノベーションを興し、新しい事業を開発し、または既存事業を抜本的に改革することが必要とされます。
一方で大企業と比較しても、ヒト・モノ・カネ・情報あらゆる側面においてリソースが限られている中小企業において、イノベーションを容易に興せない構造的な問題も存在します。
地域経済の活性化を鑑みると、すでに積極的に新規事業や新市場開拓に取り組んでいる企業に対する支援のみならず、継続的に挑戦する中小企業の数を増やしていく必要があります。ではどうすればなかなか自社だけではイノベーションに取り組むことができない中小企業の中から、挑戦し続けられる企業を増やすことができるのでしょうか?
当社にくる自治体からの相談には、「単年度予算の支援事業が終わった後、事業で取り組んだ新規事業や取り組みが、事業者だけでは続かない」といった内容が多く存在します。たった1年で目に見える成果を求められ、「支援期間中にどうにかしてものを作る」ことに集中する事業だと、どうしても受託事業者がリードして商品や事業を生み出すように動かざるを得ず、事業者自身の下請け気分が抜けず、受け身なままで、支援前と何も変わらない、という事態を招きかねません。
あるいは、元々イノベーションに積極的に取り組む企業にマッチングや販路開拓の機会を提供しただけで、結果にはつながっているものの「いつも同じ顔ぶれの企業ばかりを支援することになる」「挑戦する企業が増えず、本当に地域経済活性化につながっているのだろうか」と違和感を感じておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
現在、和歌山県では、中小企業のイノベーション促進を支援する事業「VALUE」を実施しています。当社はその企画設計と運営まで全てを行う中で、中小企業の新規事業立ち上げを通した、事業者の行動変容を支援してきました。
本年より開始した本事業では、事業によって生み出された新規事業のアウトプット以上に、支援終了後も参加企業がイノベーションに取り組み続けられるための仕掛け・仕組みを入れ込んであり、期中ではありますが、その成果も出始めています。
本セミナーでは、その事例を取り上げながら、地域に根差した中小企業が自走していくために必要な体制や支援のあり方についてご紹介します。ご興味のある方はぜひご参加くださいませ。
こういう人におすすめ
- OEMや下請け案件に依存しており、新たな事業領域への進出に苦戦している中小企業を支援したい方
- 中小企業の支援として補助金交付や専門家派遣を行っているが、実効性に疑問を感じている方
- 中小企業を支援したいものの経営者のビジョンが見えず、有効な打ち手が見えずに困っている方
- 意欲的な中小企業を支援したいと考えているが、地域の一番星となるような企業の顔が見えてこないと悩んでいる方
- 事業承継・アトツギ世代を支援するために、一過性のイベントではなく、次世代を牽引する事業や活動を生み出すための支援事業を検討している方
ご興味のある方はぜひご参加ください。
登壇者紹介

杉谷昌彦
ミテモ株式会社 / シニアディレクター
デザイン×場作り×マーケティングを軸に、多種多様な仕掛けを展開。
2006年精密機器メーカー入社、法人営業、国内マーケティング、海外商品企画、新規事業開発に従事。本業外でデザイン思考による商品企画、デザインコンサル、研究開発部門との社会課題解決WSを実施。デザイン思考を用いたものづくりを実践。
2010年NPO二枚目の名刺立ち上げより参画、2014年共同代表理事。非営利組織の経営、外部NPOのコンサルティング、VisionDrivenのキャリアデザイン、パラレルキャリア支援など
2019年川崎大師の地域活動団体大師ONE博(だいしわんぱく)参画、戦略・企画リーダーを経て、共同代表。川崎大師で104年続く久寿餅屋と共同開発PJ実施中
2020年、ミテモ入社。中小企業のデザイン経営支援、戦略・企画、人材開発に従事。
【主な担当プロジェクト】
名古屋市主催 中小企業ブランド構築支援事業 FUXION
和歌山県主催 中小企業価値創出事業 VALUE

吉田 圭吾
和歌山県企業振興課
2013年和歌山県入庁。入庁後は、一貫して商工行政に従事し、経済産業省での勤務も経験するなど、商工行政のスペシャリスト。
デザイン経営を活用した中小企業の価値創出プロジェクトや起業家が起業家を生み育てるスタートアッププロジェクトなど、様々なプロジェクトの企画・運営を行う。

お客様事例
-
FUXION EVOLVE │中小企業の新価値創造プロジェクト 3年間の歩みとこれからの進化
-



VALUE -WAKAYAMA Design Management事業│”知”を持ち寄り共に創る、実践型の事業開発プログラム
-



DYNA|“誰でもいい”から脱却する採用ブランディング支援
-



CIRCULAR YOUTH CAMP ~「挑戦」の連鎖を、若者世代から。ローカルSDGsに取り組み続ける。
-



LOCAL CRAFT JAPAN ~工芸ツーリズムを起点に、「日本の地域のクラフト」を未来へと手渡す
-



名古屋の伝統産業を海外に通用するブランドへ
-



Creation as DIALOGUE │「手の文化」の都市、名古屋。伝統の技とアイデンティティを世界へ。
新着イベント
記事が見つかりませんでした。
新着News&トピックス
-



地域企業向け AI・DX(データ活用)セミナー参加者募集【奈良県三宅町】
-



トークイベント:デザイン経営の舞台裏 企業×支援者が語る実践のリアル【中部経済産業局主催事業】
-



空き家をチャンスに変える、チャレンジスクール参加者募集!【奈良県三宅町】
-



【茨城県主催事業】農村活性化プロデューサー育成講座 参加者募集―農と地域の未来をともに動かす「INSPIRE IBARAKI」
-



宮崎県の食関連商品集まれ!【MIYAZAKI FOOD AWARD 2026】募集開始します!
-



デザイン経営講座参加者募集【中部経済産業局主催事業】
-



一歩踏み出したい人の起業プログラム参加者募集【奈良県三宅町 Palette】
-



【宮崎県主催|令和7年度デザイン経営推進事業】PROJECT アラカシ
-



組織の一体感を高める鍵─レゴ®シリアスプレイ®がもたらす対話と創造の力
-



なぜダイバーシティ推進がうまくいかないのか?行動変容を生む組織づくりのポイント
-



なぜ中小企業に「デザイン経営」が必要なのか?経営資源を活かす新たな視点
-



現場から始める製造業DX|新規事業開発の機会と課題
-



理念を浸透させるには?トップダウンとボトムアップをつなぐインナーブランディング施策
-



一過性で終わらせない地域支援|価値が根づく事業設計の考え方
-



納得感あるキャリア研修をどう設計するか|自律型人材を育むプログラム開発の考え方
-



地域でロールモデルを生み出すには|自治体が押さえるべき支援設計のポイント
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー ニッティド株式会社【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 株式会社シマムラ【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 株式会社貴望工業【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



人的資本経営とは何か?|企業価値を高めるエンゲージメント向上の実践法
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 米阪パイル織物株式会社【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



和歌山県デザイン経営価値共創支援事業 参加者インタビュー 有限会社駄菓子屋の夢博物館 【VALUE – WAKAYAMA Design Management】
-



管理職が今知るべきエンゲージメント向上のための取り組み
-



「小さな物語」である伝統工芸が海外進出するための生存戦略の考察
-



地域中小企業のデザイン経営と共創の場の作り方セミナー
-



中小企業のイノベーションを促進するデザイン態度の開発 〜 実践と研究成果の共有【前編】
-



名古屋市の実践事例から分析する起業家(アントレプレナーシップ)教育が地域にもたらす効果
-



事例から読み解く、着地型観光コンテンツの作り方
-



インバウンド富裕層向け観光コンテンツの作り方 ―地域固有の文化資本を活かし、高付加価値な体験商品を開発する
-



吉野林業を体験できる「臨場感再現触覚VR」の体験ブースを出展|2025年大阪・関西万博&拡張万博 未来体感フォーラム参加レポート
-



インバウンド旅行者に届く高付加価値観光コンテンツの作り方
-



地域ブランド×DX ―デジタル技術を活用して顧客体験価値向上をはかる
