キャリアデザイン研修の目的

ここ数年で世の中の流れが一気にシフトし、雇用を守るためのリスキリング(*)が労使双方にとって益々、重要な時代となってきました。その一方で、少子高齢化による労働力人口減少問題から、離職率を下げて安定的な雇用を維持するため、よりワークライフバランスを重要視する施策や教育の必要性が高まってきています。
働く意義や意欲、働く中で得られる喜びや楽しさは、キャリアをいかに前向きに捉えるか、自分でどうデザインしていくかによって生き方の質、ひいては働くことの質が変わります。働く中で個人のQOLをいかに上げていくかは、人材を育てる上で重要な要素です。
そのためには受講される皆様お一人おひとり、能動的に学びご自身の行動変容に繋いでいっていただきたいという願いがあります。私たちがご提供するワークショップは、課題をいかに自分事化し行動変容をもたらすことができるかに、主眼を置いて設計されています。

※リスキリングとは、新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する／させることです。 (経済産業省―DX時代の人材戦略と世界の潮流―)

研修のポイント

価値観の認識を通じた意欲の向上
ワークや共同作業、話し合いを通じ、自分の中の価値観と周りの人が持つ価値観との違いを認識していくことが、職場環境でのストレス軽減につながります。心理的安全性の向上により、人間関係起因のモチベーションの低下を防ぎ、成長意欲を促します
「ありたい理想の自分の姿」に近づくための「今なすべきこと」
自分の現在地を知り不安を解消することで、目標を明確化し成長のチャンスをつかむことを目指します。理想の自分に近づくための目標を見つけることができれば、思考や行動も変わります。
課題認識と言語化から行動変容促進へ
課題の認識ができれば、具体的に言語化することに取り組みます。仲間との共有により、目標の具体化と行動変容を促します。