働く上での不安や悩みを俯瞰的に捉え関わり方・乗り越え方を見つける
対象者
- モチベーションをコント―ルしながら働きたい方
- 働く上で、不安や悩み、もやもやした気持ちを抱えている方
- 自分でも捉えきれていない内面を可視化・言語化しながら新たな気づきを得たい方
※すべての階層の方に受講いただけます
よくあるお悩み・ニーズ
- 仕事に慣れが出てきてモチベーションが持ちにくくなった
- 仕事で求められる役割が変わってきており、うまく呑み込めないでいる
- 将来どのようにキャリアを積めばよいのか迷いがある
- 自分にどのような課題があるのか、自分でうまく認識・言語化できない
研修内容・特徴
社会人として働くなかでは誰しも、不安や悩み、もやもやした気持ちを抱えることがあります。当社ではそれを社会人がぶつかる「壁」と考えました。壁は仕事のモチベーション低下を引き起こし、場合によっては離職や心身の不調などにつながります。さらに時代の変化が大きくなるにつれ、キャリアや自身の働き方に対する悩みも増えていくものです。
本研修はワークショップ形式で行います。年齢別の大きな「壁」の存在はもちろんのこと、人の数だけ「壁」があることを前提とし、ワークを通して一人一人に固有の「壁」と向き合うことが特徴です。また、それぞれがすでに自覚している「壁」を外から持ち込むのではなく、ブロックやグラフなどを用いて、イマジネーションを刺激する感覚的なワークを行うことで、自分自身でも思いもよらないような「壁」に気づきやすくなるように設計されています。
すでに自覚している「壁」を乗り越えても働くことへのモチベーションが回復しない場合、まだ気付けていない「壁」にぶつかり続けている可能性は大いに考えられます。本研修では、すでに自覚している「壁」以外の「壁」の気づき方、付き合い方を、和気あいあいとした雰囲気の中で学んでいただきます。
プログラム
STEP.01
イントロダクション
- (1)講師紹介・タイムスケジュール・目的共有
- (2)導入:不安やもやもやは人生につきものであるが、自分だけではうまく自覚したり言語化したりすることは難しい
- 【ワーク】身体を動かして感覚を鋭敏にするワーク
- 【ワーク】レゴを使って自己紹介・テーマに沿って作品を作る
STEP.02
壁を自覚する
- 【ワーク】直近の1日のスケジュールをシートに書き出す
- 【ワーク】共有をしながらより詳細に思い出す
- 【ワーク】感情イメージを書き足して1日の心の機微を捉える
まず、事実ベースの1日の流れを書き出し、それに加えて感情のイメージをシート書き出します。この作業を通すことで自分の心の機敏について把握することができ、悩みやモヤモヤの壁を感じやすい状態になります。
STEP.03
壁を表現する
- 【ワーク】シートから不安を取り出して手に取ってみる
- 【ワーク】その不安の手触りや質感をオノマトペで表現する
- 【ワーク】オノマトペをグループで共有する
- 【ワーク】手に取った不安をレゴブロックで形作ってみる
- 【ワーク】作った作品をグループで共有・説明する
悩みや不安や悩みをすぐに言語化してしまうのではなく、感じている不安の質感や重さを言語にならない身体感覚で表現してみましょう。これで不安や悩みの解像度を高めていきます。
解像度を上げた不安をレゴブロックを使って表現します。身体感覚的に感じた不安や悩みの質感や重さをもとに、レゴブロックの色、パーツの形、位置に意味を持たせ、不安や悩みを「壁」として作品にしましょう。
STEP.04
壁との関係性を考える
- 【ワーク】できた作品(壁)と自分との現状の位置関係を、人型ブロックを使って表現・共有する
- 【ワーク】壁と自分とがより良い関係になるように配置し直したりパーツを加えたりする
- 【ワーク】できた作品をグループで共有・説明する
壁と自分とのより良い関係性を表現します。パーツの配置を変えたり、パーツ通しの距離感を変えたり、新しいパーツを加えたりして、壁を乗り越える方法を模索していきます。この作業を通して自分の生活にこれから必要なものや身につけるべきスキル、学ぶべきものに気付くことができ、壁と自分との間でより良い関係性を俯瞰的に考えることができます。
受講者の声
- ・仕事を抱え込んでいるのは自分だけではないという事を改めて感じた。ブロックを使ったワークで、こんなにも今の自分を表現できるのだなと驚いた。
- ・同じテーマでも誰1つとして同じ作品にはならず、改めて言葉の重要性とコミュニケーションの大切さを実感した。
- ・不安との向き合い方を学べた。発言する機会が多くあり、内省しながら自身の不安を乗り越えるためのアイデアが明確化できた。
価格
半日 | 終日 |
---|---|
研修実施費 440,000円(税込)~ |
研修実施費 660,000円(税込)~ |
※プログラムの変更・修正が必要な場合は、別途110,000円(税込)を申し受けます。
公開講座お申込み
本講座につきましては、1名からご参加いただける公開講座を開講しております。