エデュテインメントをコアに、キャリアを見つめなおし探究する〜入社2年目ステップアップ研修〜 | ミテモ株式会社

エデュテインメントをコアに、キャリアを見つめなおし探究する
〜入社2年目ステップアップ研修〜

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1970年代に生まれた教育概念のひとつ「エデュテインメント」。
これは「エデュケーション(教育)」と「エンターテインメント(娯楽)」を組み合わせ、「楽しみながら学べる」という概念です。

漫画やアニメを楽しみながら、友情や努力の大切さ、教訓などをいつの間にか学んだ経験はあるのではないでしょうか。株式会社小学館集英社プロダクション(以下、ShoPro)は、ドラえもん、ポケットモンスターや名探偵コナンなど、「エデュテインメント」の“素(もと)”となる数多くのキャラクターのライセンス管理を行っている企業です。

レゴ®シリアスプレイ®ワークショップもまさに楽しみながら学ぶことができるもの。このワークショップをきっかけに、「入社2年目社員それぞれのエデュテインメントを創造するキャリアを探究してほしい」、そう語ったのは、同社の総務人事部でワークショップを企画している谷治貴士さんと加納芽生さん。

今回は受講者2名よりワークショップで得たものおよびそれぞれのキャリアの探究の結果と、企画担当のおふたりに今回のワークショップの狙いと実際の感想をお聞きしました。

ケーススタディ概要

ケース

株式会社小学館集英社プロダクション

目標

2年目社員が入社してからこれまでを振り返ったうえで、「エデュテインメントを通じて、人生をより前向きに、より豊かに!」を経営理念として掲げるShoProでの自分のありたい姿を探究する

ワークの流れ


ワークショップ参加者

2年目社員

所要時間

ワークショップ、ディスカッション8時間

手を動かして遊びながら、学びを深めるワークショップ

森本:受講する前は、レゴ®ブロックを使う研修としか聞いていなかったようですが、実際に受けてみていかがでしたか?

竹本さん:レゴ®ブロックを使う研修というのが新鮮なので楽しみにしていましたが、その通りの研修でした!

竹本さんは現在、保育施設の運営を担当する2年目社員。人事部に異動する前、谷治さんも総合保育事業部に所属しており、竹本さんとは同じチームで先輩後輩の間柄でした。最初は遠慮がちでしたが、段々と身振り手振りも交えて表現しよう、伝えようと工夫するようになりました。自分の手で表現して、他者に伝える。そして他者からのフィードバックをもとに自分の考えを深掘りして、さらに多くの発見ができるワークショップでした。

井口さん:レゴは誰にとっても親しみ深い玩具なので、普段ボードゲームなどで遊ぶのと似たような気持ちで受講できました。途中からは、自分の中にあるものを表現するために没頭していました。

井口さんは現在人事部で、加納さんたちと共に研修の企画を担当する2年目社員。ワークショップ中「表現しきれない」と悩んでいましたが、ワークショップ終了後に森本に「楽しかった!」という想いを全力で伝えてくれました。

竹本さん:自分を表現するのがとても楽しかったです。
「自分の未来像を創ってみよう」というお題では、自分の考えを表現した上で、「もうちょっとこうしたい」がどんどんカタチになっていって、それでさらに楽しくなりました。

そうした中で、同期の説明を聞いたり作品を見たりして自分の考えや表現をブラッシュアップしていく。意識の差に気づく、考えの甘さを痛感するなど、感覚的に学んでいっている実感がありました。

井口さん:ワークショップが進むにつれて、「考えが安定したな」と実感しました。最初は馴れない中で自分を表現しようと頑張っていましたが、馴れてきたらどんどん表現したくなる。

後半のお題「自分の未来像を創ってみましょう」では、やりたいことがどんどん大きくなっていて時間がなくなってしまいました。

竹本さん:レゴ®ブロックで自分を表現して、同期に説明していくと頭の中でまとまってきて、「ああ、自分はこんなことを考えていたんだな」と納得できる。不思議ですよね。
「自分がエデュテインメントを通じて実現したい未来」を考えるというワークでは、まさに日ごろ取り組んでいる仕事の意義を考え直す機会をいただけた気がします。レゴ®シリアスプレイ®はまさにエデュテインメントですね。体感したことで、娯楽と学びをどういったことからどのように結びつけるのか、常に考えられるようになりました。

井口さん:私は、このワークショップをきっかけに考えること自体を深めることを学び、通勤中でもいろいろ考えるようになりました。そして、それをどう行動に移すか。考えて実行して、を繰り返していく。そんなことを常に意識するようになりました。



自分なりの「エデュテインメント」や「学び」をレゴでカタチづくり、自分で説明をしていく。竹本さんのように意見や説明を聞いて、自分が創ったレゴの意味に気づいた人も多かったみたいです。

そして、みんなで創ったレゴをひとつに組み合わせてみる。ここから“みんな”の「エデュテインメント」、「学び」について考えていきます。

聞くだけではなく、見て触ることで気付き、学べたこと

森本:今回、「自分がエデュテインメントを通じて実現したい未来」をテーマに作品を創り、対話をしてもらいましたが、ワークを通じて今後、「こういうエデュテインメントを実現したい」というイメージは湧いてきましたか?

井口さん:抽象的ですが、自分自身がレゴ®シリアスプレイ®でキャリアや根本的な考えかたを変えられたので、「このエネルギーを常に持ち続けたい」と考えています。それは仕事だけじゃなくプライベートでも。
「エデュテインメント」はいろんな意見を受けたり、プライベートで遊んだり楽しんだりしたことで、ちょっとずつ、大きくなっていくものなんだなと思いました。
今は、経験を増やして視野を広げて、私の世界観を広げていって「自分なりのエデュテインメント」を創りあげていきたいと考えています。

竹本さん:僕はお互いの作品を見合い、作品の関係性を探究していく中で、自分が考えている未来像と、同期のみんなが考えている未来像に大きな差があると感じました。みんなは自分より先を見て、そして考えていた。

それに気づいたら、目の前の具体的な目標や課題も見えてきました。実は日ごろの目の前の仕事の中にも「エデュテインメント」を実行する機会がたくさんあったんだなと。今後は、まずは見えてきたことに取り組んで少しでも成長したいと思います。

ただ、まだまだ自分が考える「エデュテインメント」は視野が狭いと感じています。だから、経験を積んでもっと視野を広げていきたいと思います。


最高のエデュテインメントを創ろうと、ミテモのクリエイターチームで作成した「現在の姿」と「未来の姿」の記入シート。ポケットモンスターなどのゲームのステータス画面のように、自分のパラメータを記入していく。文字だけではなくレゴブロックを使うことでイメージとして現状と目標を掴めるように進めます。

「学ぶことの楽しさ」を学べる研修だった

森本:企画担当の谷治さんと加納さんにもお話をうかがいたいです。今回、レゴ®シリアスプレイ®を実施した経緯を教えて頂けますか?

今回、実は講師の森本も「楽しみだった」と語っていました。小学校教師だった森本は今でも「学び」を追求しており、レゴ®シリアスプレイ®などを通じて「エデュテインメント」を実践しています。

谷治さん:去年、総合保育事業部でキャリアプランを考える研修を企画したんです。
そのときにレゴ®シリアスプレイ®の名前も挙がっていて、「面白そうだな」と弊社の保育士さん向けに実施をしたんです。

人事部の谷治さんは、自分でもレゴ®シリアスプレイ®を体験し、「これは2年目社員研修でもやってみたい!」と発案したひとり。元部下の竹本さんが楽しみながら参加し、周りから認められている様を見て「とても嬉しかった」と語ってくれました。

保育士さんは年齢層もバラバラ、キャリアも新卒から10年、30年のベテランまで。なかなか同じテーブルで同じ研修を実施するのが難しい。でも、レゴ®シリアスプレイ®なら共通点の少ないメンバーでも一緒に研修ができました。

加納さん:年齢もキャリアも、普段働いている園もバラバラの保育士さんが楽しんで学んでいたので、2年目の社員にも新たな学び、気付きになると感じて今回実施してみました。
研修=座学と考えている人は多いと思うんです。私はそれが嫌だなと思っていました。だから、自分で創って、説明する、主体的に進めていくこのワークショップで学びにどう繋げるのかを見てみたかったんです。

加納さんは、自分が好きなペットと学びを組み合わせた事業も兼務しています。現在は谷治さんと共に、そういった「エデュテインメント」を生み出す社員たちに「楽しんで学べる」場を創ろう、体感してもらおうと熱意を持って取り組まれています。

森本:実際はどうでしたか?

加納さん:弊社が研修を委託する際に最も気がかりなのは、事業領域がとても広いということ。人によって取り組んでいることが大きく違うので、講師の方の話し方次第では、「自分は違う」という反応も出てしまうんじゃないかと思っていたんです。
ただ、森本さんは事前にお渡しした資料も細かく見てくれて、また当日も休み時間も含めて丁寧に受講者の話を聞いてくださって、受講者に合わせて段階的にフォローをしていただいたのがとても良かったと思います。
また、「楽しい」けど内容は高度で、竹本君や井口さんもワークに真剣に向き合い、自分のキャリアの探究に集中できたようでした。

谷治さん:うちの人事役員からは「ワークショップを受けた社員の日報を見ていたら自分のやりたいことが整理できたみたいで、あの研修の後から、仕事の向き合いかたが明らかに変わった」と言ってもらえました。これは、研修企画者としては最高の瞬間ですよね。
来年も是非レゴ®シリアスプレイ®をやってみたいです。これはどんな年次の人に向けても効果がありそうですし、マネジメント層にも実施して、レゴでどう自分のイメージを表現するのかも見てみたいと思いました。

加納さん:今回の研修では「自分を見つめ直してほしい」「自分自身を知ってほしい」という想いを込めていました。そして、今後の研修も前向きに受けられるきっかけにして欲しいと思います。

谷治さん:まだ2年目だと仕事に馴れなくて、誉められることより叱られることのほうが多いのかなって思うんです。それでも、協力をすることや、協力するために相手に伝えること、そして、その結果認めてもらえたと感じると、モチベーションが上がりますよね。

今回の研修には、去年、私の部下だった社員も参加していたんですが、研修中、同期に誉められていて私も嬉しくなってしまいました(笑)。こういう他者からのフィードバックがきっかけになって「自分はこう考える!」と主体的に仕事を進める姿勢につながっていくことってありますよね。
目の前の仕事に直接的に役に立つことだけではなくて、仕事をする上でとても大事な概念や姿勢を持つこと、そしてそれを相手に伝えることの価値を学ぶ機会になったと思います。

今後の仕事や研修から何を学び、どう生かすか。ここでの経験は仕事に生かせるし、プライベートを充実させることにもつなげられる。まさにShoProが事業を通じて生み出そうとしている「学ぶことの楽しさ」を学べる研修だったと思います。

ShoProの皆様、取材のご協力ありがとうございました。

ファシリテーター 森本からひとこと

森本康仁

プランナー
LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター

子供のころ、ドラえもんなどの作品を通じて、楽しみながら、夢中になりながら、生きていく上で大切なことをたくさん学ばせてもらいました。

もともと小学校の教員だった、私は、今は社会人教育へとフィールドを移していますが、今も、この学ぶことへの感覚はとても大切にしています。

楽しく、夢中になりながら、大切なことについて学べる機会を少しでも多く世の中に生み出していけたらと思い、日々仕事に取り組んでいます。

「エデュテインメントを通じて、人生をより前向きに、より豊かに」を企業理念に掲げているShoProさんと今回一緒にお仕事をさせてもらえたことは私の人生にとってかけがえのない時間でした。

仕事を通じて、様々な話を聞かせてもらう中で、受講者の方々も、担当者の谷治さん、加納さんも、そして、冒頭に受講者へのメッセージをくださった都築社長も、皆さん、人生をかけてエデュテインメントを探究されているような方々で、本当に素敵な会社だなと思いました。このプロジェクトは忘れることのできない大切な思い出になったと思います。

今後も、同じエデュテインメントを探究する同志として、お互い良い仕事をしていけたらと思っています。

インソース営業担当 阿部からひとこと

阿部 裕隆

インソース 営業担当

私もこれまで、たくさんの企業様に若手社員へのフォローアップ研修を実施させていただきました。
その中でも今回のプログラムでは、普段は聞けないような意見や本音が沢山出ていたと思います。
普段の業務でインプットすることが多い皆さまだからこそ、自由にアウトプットする時間の価値を高められたように感じます。
今回の様子を見て、同期で集まり、真剣に会社や業務について「対話」する時間を設けること、これも大切なフォローアップであると実感することができました。
このプログラムの良さを沢山の方に知っていただけるよう、今後も紹介していきます!

【企業紹介】

  • 株式会社小学館集英社プロダクション
  • 代表取締役社長:都築伸一郎
  • 事業概要:日本の大手出版社である小学館と集英社を中核とする企業グループである一ツ橋グループの一企業。『エデュテインメントを通じて、人生をより前向きに、より豊かに!』を経営理念とし、未就学児向けを中心としたエデュケーション事業、キャラクタービジネスや、放送番組の企画・制作を主体としたメディア事業からなる。
  • Webサイト:https://www.shopro.co.jp/

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