社員が主体となってSDGsを理解、実践するワークショップ 3ステップ | ミテモ株式会社

社員が主体となってSDGsを理解、実践するワークショップ 3ステップ

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SDGsを事業・組織に浸透し、社会価値と経済価値を生み出す

2015年に国連で採択されたSDGsは、近年、企業経営の分野においても急速に広がっています。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が2022年に公開したレポート(※1)では、回答企業の87.7%が「SDGsについて認識しており、取り組みを始めている」と回答しています。また同じく2022年に、中小機構が公表した中小企業を対象にしたレポート(※2)においても、回答企業の約9割がSDGsについて認知していると回答しています。

※1 年金積立金管理運用独立行政法人:第7回 機関投資家のスチュワードシップ活動に関する上場企業向けアンケート集計結果(2022年5月)
※2 中小企業基盤整備機構:中小企業の SDGs 推進に関する実態調査(2022年3月)

このように企業規模や業界を問わず、SDGsは企業経営と切って切り離せないものとして認識が広がっていますが、その一方で、まだまだ「何から取り組めばよいのか分からない」という声も多く聞かれます。また、サステナブルビジョンなど、SDGsに関連する企業方針を明示する企業においても、現場においては「SDGsを目指して既存事業をどのように変えていくべきなのか?」「新たにどのようなことに取り組んでいく必要があるのか?」がイメージできていないという課題がよく見られます。SDGs経営をスローガンだけでなく、具体化するためにはどのような取り組みが必要なのでしょうか?

一般的に、これまで社会課題解決活動はCSR活動として行われてきました。しかし、CSR活動は企業の売上・利益を生み出す活動ではないため、持続性に欠けることが指摘されています。企業活動を通して社会の持続可能性に貢献するためには、その活動を通して社会課題解決(社会価値の創出)と売上・利益の最大化(経済価値)を両立する必要があります。このような社会価値と経済価値を両立させる経営のあり方をサステナビリティ経営(CSV経営)と呼びます。
サステナビリティ経営を実現するためには、既存事業の良いところをSDGsの17の目標(ゴール)に紐づけてアピールするだけでは不十分です。既存事業の商品設計やサプライチェーンを再構築する、あるいは、サステナビリティ経営を実現するような新たな事業を生み出していくことが求められます。

しかしながら、SDGsを企業の中で浸透させていくには様々な課題があります。「なぜSDGsが必要とされるのか」「それがどのようにしてビジネスの可能性を広げるのか」といった全体像も理解しないと、現状をゴールに紐付けてしまい、ほとんど変わらない結果をもたらしてしまう可能性もあります。また「SDGsのビジョンは壮大で分かりづらく、自分事として考えられない」「知識としては理解できても、自分の業務に紐付けられない」「社員への伝え方がわからず、うまく巻き込むことができない」などが個々人に対しての課題も挙げられます。つまり、SDGsを浸透させていくうえで極めて重要なのは「本質を理解し、自分事化させること」と言えるでしょう。

ミテモのソリューション

ミテモでは、SDGsを浸透させるうえで重要となる「本質を理解し、自分事化させること」を目的としたソリューションを3つのステップに分けてご用意しております。

Step1
SDGsの本質を理解

Step1では、当事者意識を持ってSDGsを捉えられるように、SDGsの本質や社会における意義、そしてSDGsとの向き合い方について頭ではなく心で理解していきます。また、SDGs推進の主要メンバーに対して深い理解促進と動機付けの機会を設けることで、推進にあたっての共通言語を生み出していきます。ミテモでは、状況や予算に応じて最適なソリューションを提供することが可能です。​

2030SDGs 集合型ワークショップ

2030SDGsは、2~4人チームに分かれて、2030年の私たちの世界がどうなるかをシミュレーションするゲームです。SDGsに興味関心がない人でも、ゲームが持つ面白さに熱中し、楽しみながら体験を通じてSDGsの本質を体験から理解できます。

メリット
  • 強力なメソッドを活用できる。(ワークショップを開催するには認定資格が必須)
  • 体験からSDGsを自分事にできる。
  • レゴを使って参加者個人のビジョンを形にして共有する。さらに参加者同士で一つの形にすることで、参加者主体で実現したいビジョンを形成する。(自分事化とビジョン形成が可能)
デメリット
  • 集合して開催する必要がある。または各事業所ごとに開催が必要)
  • 1回あたり300人まで対応可能だが、広い会場が必要。(認定ファシリテーターも複数人必要)

カリキュラム詳細はこちら

SDGsオンラインワークショップ

ワークを中心としたプログラムだけれど、受講者が飽きてしまわないように自分事として納得できるような考える時間を多く設けています。最大200人に対して開催した集合型ワークショップのノウハウを活かし、オンラインでしか実現し得ない工夫を盛り込んだオンラインワークショップを実現しています。(延べ3,000人を超えるオンラインワークショップを過去開催)

メリット
  • 全社向けに開催できる。(1回あたり200人まで対応可能)
  • 会場手配や移動が不要なため、事務局・参加者の負担が少ない。
  • ワーク中心の設計なので、SDGsを自分事化することができる。
デメリット
  • ビジョン形成をすることは難しい。(参加者アンケートで収集した結果を、インナーコミュニケーションに活用することは可能)

プログラム一例(2時間)

1

SDGs概要説明(40分)

  • SDGsの概要を知る(17ゴール、169ターゲット)
  • SDGsの本質とビジネスとの関係を理解する
2

SDGsとビジネス(60分)

  • ビジネスの新潮流であるSDGsのインパクトを知る
  • これからの経営戦略に欠かせないSDGsの重要性を理解する
  • 投資の変化、顧客や取引先の変化を理解する
3

組織の取組で重要な事(20分)

  • バックキャスティング思考で今何が重要かを捉えることの必要性を理解する
  • 企業、社員一人ひとりが答えなければならない本質的な問いに対して考える

eラーニングコンテンツ

ミテモでは、2つの動画コンテンツを用意しております。18万円(税別)で購入した後は、組織内であれば何度でもご視聴いただけます。(人数制約なし)

メリット
  • 好きなタイミングで視聴可能。
  • 動画コンテンツ買い取りのため、今後も自由に活用できる。(コストパフォーマンスが高い)
デメリット
  • 知識のインプットのみなので、自分事化まではできない。(別途自分事化のための機会が必要)

Step2
ビジョンメイキング

Step2では、まず実現したい2030年の未来を明確にしていきます。現状の延長線でビジョンを考えるのではなく、ありたい姿から現状を捉える(バックキャスティング)未来志向であることが重要です。心の底から実現したい未来を描き出し、そこに向かって組織を動機づけられるゴールを設定していきます。そして、「なぜ自組織は2030年の社会に必要なのか」と組織の存在目的まで掘り下げていきます。

標準プログラム(1日間)

1

スキルビルディング

  • レゴ®シリアスプレイ®の意義、目的を理解する
  • 複数回の簡単なワークを通じて、誰もがレゴ®シリアスプレイ®で深い内省と対話ができるように練習する
2

個人のコアアイデンティティーを明らかにする

  • 一人ひとりが大切にしている信念・価値観を明らかにして、参加者同士で相互理解を深める
3

組織のコアアイデンティティーを明らかにする

  • 一人ひとりが内側から実感している組織に根付いた価値観を明らかにする
  • 「個人」が感じた組織の価値観を共有し、「私たち」が感じている組織の価値観へと統合する
4

私たちが実現したい2030年のビジョンを明らかにする

  • 組織のコアアイデンティティーを踏まえ、私たちが実現したい2030年の社会を明らかにする
  • 一人ひとりのビジョンを共有し、組織としてコミットメントできるビジョンを形成する
5

組織の現在地を明らかにする

  • 外部環境や内部環境を踏まえ、今現在の組織の置かれている状況を明らかにする
6

ゴールと現状のギャップ認識及び判断基準を明らかにする

  • ビジョンと現在の2つのレゴ®作品を通じてギャップを可視化し、ビジョン実現のために組織として重視する判断基準を明らかにして、コミットメントする

レゴ®シリアスプレイ®とは

レゴ®シリアスプレイ®は、レゴ®ブロックをもちいた対話の手法であり、課題解決の手法です。論理を優先しがちな従来の「議論」とは対照的に、直感や感情などの個人の内面を「対話」として効果的に取り入れられるのが、レゴ®シリアスプレイ®の特徴です。

各人は、レゴ®の作品を通して、自身を見つめ、想いを語りあい、耳を傾けあいます。深い対話をとおして、個人のWHYや組織・チームのあるべき未来が露わになります。

Step3
ロジックモデル

Step3では、実現したい2030年の未来を実現する道筋を描いていきます。全社一丸となってSDGsに取り組むためには、未来の姿を押し付けるのではなく、メンバーそれぞれが納得感を持ってその姿を描き、共有することが重要になります。短期的視点で目先の利益に囚われていると、バックキャスティングで思考することができず、未来への想いだけでは経営判断はできません。自社を取り巻く経営環境変化の兆候をファクトを踏まえて捉え、長期的な視点から起こりうる未来の可能性を洞察し、バックキャストで戦略を導くことが成功のカギです。ここではロジックモデルを使用していきます。

ロジックモデルのメリット

  • ・事業の最終ゴール(ミッション、ビジョン、パーパス・存在目的)に対して、どうアプローチしていくのか、達成までのストーリーを探究することで、業務の全体のつながりを可視化し、全員で共有できる。(掲げただけのMVVにならない)
  • ・ゴールから逆算して施策を検討できる。(到達に必要な営みが見えてくる)
  • ・最終ゴールに到達するためのアプローチの大きな方向性が適切であるかを確認できる。
  • ・大きな抜け漏れがないかを確認できる。(目の前にある問題、タスクに安直に飛びつかない)