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伝統の技とアイデンティティを世界へ
日本には、地域固有の風土・歴史・生活文化と密接につながるものづくりが根付いており、日本文化の魅力を構成する一つとなっています。一方で、生活様式の変化や海外製品の流通によって、手工芸を中心とした地域固有のものづくりは急速に衰退しており、日本独自の文化資源の喪失の危機が迫っています。
これら伝統工芸を未来に継承するために、海外市場のニーズを捉える必要性が指摘されて久しく、全国各地で様々なチャレンジが行われています。とりわけ、地域固有のものづくりを好むModern Luxury志向のラグジュアリー層が台頭する中、伝統工芸は地域経済を活性化するポテンシャルを有しています。
ミテモ株式会社は、CRAFTからこそ生み出せる文化経済圏を地域に創出するために、名古屋市の伝統工芸・伝統産業の海外マーケティング支援事業 Creation as DIALOGUEや伝統工芸をテーマとしたインバウンド観光事業 LOCAL CRAFT JAPANなどに取り組んできています。本セミナーではこれらの取り組みを紹介しながら、伝統の技とアイデンティティから新しい価値を海外市場に展開するためのエッセンスについて検討します。
コンテンツ
1伝統工芸の海外進出に基本戦略
2伝統工芸のリブランディングとアウトバウンド戦略
〜 名古屋市事業 Creation as DIALOGUEの取り組みから
3伝統工芸と地域固有の文化を活かしたインバウンド戦略
〜 LOCAL CRAFT JAPANの取り組みから
キーワード
#伝統工芸の海外進出
#リブランディング
#ヨーロッパ
#継承
#アトツギ
#ラグジュアリー層
#高付加価値化
#商品開発
#海外マーケティング
#販路開拓
こういう方におすすめ
- 伝統工芸の継承やアトツギについて施策を検討されている方
- 伝統工芸の海外進出を視野に入れ、テストマーケティングやプロモーションなど具体的な施策を検討されている方
- 伝統工芸をテーマにしたインバウンド観光に力を入れたい方
登壇者紹介
澤田哲也
ミテモ株式会社 代表取締役
採用コンサルティング会社を経て、2007年 社会人教育・研修を手がける株式会社インソースに入社。5年間で述べ300社の民間企業に対して、次期経営人材育成や組織変革をテーマに人材育成プログラムの企画・設計に携わる。また、新規事業開発にも取り組み、2012年にミテモ株式会社の事業開発を担当、同年 代表取締役に就任。 従業員数名規模の地域企業からグローバル企業まで、幅広いクライアントの人材開発・組織開発を手がける。また、2016年から全国各地の地方自治体との連携による事業創出・商品開発・販路開拓・デザインイノベーションのための教育事業に取り組み、2019年には全国20地域でデザイン経営の担い手を育成する事業「ふるさとデザインアカデミー(経済産業省・中小企業庁主催)」の教育プログラム設計、講師及び事業者へのハンズオン支援を担当している。