エンゲージメント向上施策で「優秀な人材が辞めない会社」へ | ミテモ株式会社

エンゲージメント向上施策で「優秀な人材が辞めない会社」へ

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エンゲージメント向上で離職リスクを減らす

20代の転職率がおよそ3割と言われる中、企業に定着する人材を確保することはどんな会社にとっても喫緊の課題となっています。そしてこの問題は新卒や経験者などの採用の現場において、いかに良い人材と出会い・獲得していくかという採用の課題とも繋がっています。

多くの採用担当者は「企業に適した人材」を見極めることだけでなく、「辞めない人材」であるかを測ることも求められているのではないでしょうか。しかし採用の現場でそれを見抜くことは難しく、また学生や転職者にとっても企業が実際に自分にあっているかどうかを完璧に理解することも困難です。

給料が比較的高い企業や、業務の裁量の自由度が高い企業など、時代に左右されずに採用水準を保つことができている企業もありますが、そんな企業ですら人材を流出しないための施策は打ち続けている状態です。

そして、学生や転職者が企業に求めることは給料や業務の裁量であるとはかぎりません。そんな企業と社員の想いのすれ違いを起こさず、社員が長く働き続けることができるように企業のビジョンを社員と共有することも大切な離職防止のための施策の1つとなっています。

もちろん、人材の流出を防ぐために給料や福利厚生、社員のウェルビーイングを向上させることは重要な施策の1つです。しかし、これらの会社の制度として整備しなければならない”ハード面”の構築には時間も費用もかかります。そして、全ての企業が同等に取り組めるものではないでしょう。

社員が辞めない会社を作るためには、これらの制度の完備だけに目を向けるのではなく、社員のモチベーションを上げ、働きやすい環境やキャリア支援制度の整備などを通じて、従業員との信頼関係を構築すること、つまり「社員のエンゲージメントの向上」という視点から離職率を考える必要があります。

離職防止の視点で施策を考える

離職率を低下させるために有用な雇用管理として「経営戦略情報、部門・職場での目標共有化、浸透促進」や「職場の人間関係やコミュニケーションの円滑化」「有給休暇の取得促進」「能力開発機会の充実や従業員の自己啓発の支援」「労働時間の短縮や働き方の柔軟化」などがあげられます。

これらの雇用管理が、従業員の働きやすさの向上、離職率の低下、新入社員の定着率の上昇につながっている可能性があります。しかし、これらの視点の中から「今何をすべきか」ということを考え、実行に移すことは採用・人事・開発担当者のみなさんにとって難しい課題なのではないでしょうか。

実際にご相談を受ける中でも「何から取り組めば良いのかわからない」「どこに課題があるのかがわからない」というお声をよく聞きます。インソースグループでは人間関係や人事制度等の満足度をエンゲージメント診断によって可視化することで、企業の中の課題を明確にすることから始めることができます。

そのため離職防止という視点を持ったあと、具体的な課題がわかっていなくてもご相談いただくことが可能です。では、具体的な課題感を感じていらっしゃる担当者の皆様に、ターゲットや課題ごとにわかれたミテモの具体的な研修を3つご紹介します。

「若手社員の離職率を低下させたい」など具体的にアプローチしたい社員が明確になっているが施策を決めかねていたり、「エンゲージメントを高める施策を何かしらやるべきだと思っているが、何をしたらいいかわからない」など関心がありながら具体的な課題や施策の方法はっきりしない場合にぜひご参考にしてください。

新人若手向け:仕事の意欲向上研修

この研修は新人・若手社員の、仕事に対するモチベーションを上げ、仕事に対する意欲や前向きな姿勢を維持・向上させることを目的とした研修です。業務に慣れてきてモチベーションが低下してきた若手層や、配属前の不安を感じている新入社員におすすめの内容となっています。

新入社員、若手社員にとって組織における自分の強みを活かす方法を見つけることはとても時間がかかることだと思います。入社して日の浅い従業員にとって自分の強みを内省することは、組織の中で働き続けるモチベーションに繋がると共に、働き続ける自分を具体的にイメージすることができる機会にもなります。

この研修のユニークな点は、レゴ®ブロックを用いたワークショップ手法であるレゴ®シリアスプレイ®を活用している点です。まずレゴ®ブロックを使って、今感じている不安や、自分がワクワクすることなどを、手を動かしながら表現していきます。

本研修の受講者が業務上の立場を離れ、ワークの中で自分の思いや考えを素直に表現することを目指し、研修では「レゴ®ブロックで自分を語ること」から始めます。自分を語るために、自己紹介、自分の理想と悪夢の社会人生活など様々な切り口からワークに取り組んでいただきます。

さらに、ワークショップを通じて「自分の強みを組織で活かす方法を知る」ワークへと移っていきます。組織で実現したい未来、私達の未来、その未来を表現するために取り組むことなど作品を統合しながら進めていきます。

本研修では、作品をつくることで自分を知り強みを内省するだけでなく、チームでの対話も重要なワークの1つであると考えています。ワークを通じて、自分と他者が違う表現の仕方をしていることを知ったり、異なる視点や意見を持っていることに気づいたりすることも組織の関係の質を向上するためには重要な点だからです。

そのため、本研修の最後のワークでは、対話・雑談・議論の違いについて学んでいきます。組織の中で良い循環が巡るためには「関係の質」「思考の質」「行動の質」「結果の質」の4つが繋がることが大切です。このような組織の成功循環モデルを知ることで、メンバー間のコミュニケーションを深める方法について参加者全員で考察していきます。

日々の業務と今後のキャリアを考える人向け:自分を知り、働く意義を考える研修

この研修は上記の研修よりもさらに対話を中心とした内容となっています。働く上でのモチベーションにすでに問題意識を持っていらっしゃる方や、日々の業務と今後のキャリアについて具体的な目標設定をしたい方を対象として、「対話」をもとにしたワークショップを行います。

本研修では、グループワークにて受講者が自分自身や社会をどう認識しているのかを見つめ、社会や会社という枠組みの中で自分自身を活かす方法を探ります。

特にキャリアに不安を感じ始める中堅層にとって、今いる組織でキャリアを積むか、会社を離れた場所で新たにキャリアを築いていくかは大きな悩みの1つでしょう。そんな彼らにキャリアと向き合う機会を提供することで、離職を防ぎ、会社での役割を再認識していただく機会にもなると考えています。

さらに、働く上でのモチベーションに課題 を感じる従業員の方にとっても、本研修を通じて、自身の社会への意識やこれから携わる仕事への意味理解を明らかにすることでキャリアを具体的に意識することができます。自らの成長促進につながるような目標設定を行い、現場での実践につなげます。

本研修は半日完結型のワークショップとなっており、まずPoints of You®の説明や自己紹介から始まり、潜在的な思いを言語化することを目指します。その中で、他の参加者の話にも耳を傾け、捉え方の違いや考え方の違いを学びます。

さらに、ワークを発展させ「自分と社会の関係を考える」「自分を社会の中で活かす方法について考える」ことに移っていきます。Points of You®では写真カード を使って、自分の認識を俯瞰的に捉え直し、対話の中で他の参加者が持つ視点を取り入れ、社会に対する自分の認識範囲を広げることを目指します。

写真カード を使うことで、思考の整理をスムーズに行うことができ、さらにはチーム内での対話を促すことができるため、もともと言語化が苦手な人でもこの研修は効果的に受講することが可能です。

実際に参加された方からも「漠然と考えていたことを言語化して他者に説明することを体験できた」と、ぼんやりと抱えている不安や悩みを具体的な言葉としてアウトプットできる感覚を得ていただけています。

キャリアや仕事のモチベーションを自身の中で明確化することで、変化の激しい時代の中でも予期せぬ出来事を積極的に取り込み、ステップアップの機会に変えることができるようになります。このように従業員が能動的に自身のステップアップの機会を組織の中で見つけていくことが、社員のエンゲージメントを高めることに繋がっていきます。
研修のより詳しい内容や特徴については下記をぜひご確認ください。

ブランディングからエンゲージメントを高める

最後に紹介する取り組みは、「個人の行動指針」と「企業のビジョン」を結びつけるインナーブランディング研修です。この研修ではインナーブランディングのプロセスを学びたい方や、企業のビジョンの再定義をお考えの方にもオススメの研修ですが、本研修は社員のエンゲージメントを高めることにも寄与します。

本研修では、自社の企業理念やブランドの価値を社内に浸透させることで会社への理解を深め、チーム間での信頼と心理的安全性について学ぶことで関係性の質の向上を促します。さらに、仕事をするうえでの自分が大切にしたい価値観についてワークを通じて作り上げることで、自身の会社でのモチベーションをより明確にすることができます。

本研修では、参加者それぞれが大切にしている価値観を引き出し、それをもとにチームの行動指針を作ります。「何のため、誰のためにチームは存在しているのか」を考えるボトムアップ型ブランディングの方法を通じて、中長期で自社ブランドを考えるきっかけを作ります。

プログラムはステップを踏みながら、ブランディングについて学ぶと同時にチーム間でのブランドについての議論を行っていきます。最初は「そもそもブランディングとは何か」、また「インナーブランディングの効果は何か」を学ぶことで、参加者の皆様にもこの研修の意義を理解していただき、さらにブランディングについての認識合わせを行います。

さらにここから、チームのパフォーマンス向上について信頼と心理的安全性の高いチームの特徴と、それらを高めるために行うべき行動や態度について学びます。

チームのパフォーマンス向上によってエンゲージメントも向上するため、コミュニケーションの質についてインナーブランディングの観点から学ぶことは、管理職だけでなく全ての従業員にとって効果的だと言えます。

これらの学びを得た後には実践的なワークに移り、「自分のライフストーリーの共有」によって、自分の強み・弱みを見つけて行き、さらに仕事をするうえで自分が大切にしたい価値観「MY行動指針」を作ります。

そして最後にはチーム間で、「個人として」「組織として」何のため、誰のためにどんな貢献をして、どのような影響を与えたいかということを考え、共有してきいきます。

本研修ではインナーブランディングについて学び、チーム間での共有 を通じて社員のエンゲージメントを高め、離職の防止や採用力強化にも繋がるなど、様々な面に波及効果が見込めます。
研修のより詳しい内容や特徴については下記をぜひご確認ください。

「社員が辞めない会社」を作るための手法は多岐に渡り、その方法は会社ごとに違うはずです。ミテモでは会社の課題を明確にし、適切なアプローチをご提案します。ミテモがこれまでに培ってきたエンゲージメントを高めるための知識が織り込まれた研修を、ぜひ社員が辞めない会社作りのきっかけとしてみてください。