知識・スキル・心構えの学び方を学ぶ
対象者
- 新しく研修設計担当者となった方
- 自社の研修を内製化するプロジェクトを担当する方
- 既存の研修を新しくリデザインする必要性を感じている人材開発担当の方
若手層(2年目~5年目)~中堅層(6年目~30代)向け
よくあるお悩み・ニーズ
- これまで実施していた研修内容や、その効果に疑問を感じている
- 研修担当になったが、これまでと同じ内容で実施をしていいのか疑問を感じている
- 研修をベンダー任せにせず、自分でも企画の良し悪しを考えられるようになりたい
研修内容・特徴
※本講座は「研修設計入門~効果測定につなげる研修企画の基礎理論・手法を学ぶ」を事前にご受講されることをお勧めしております。
組織がその従業員に対して行う研修やeラーニングなどの育成施策は、何かしらのパフォーマンス改善を期待して行われる投資です。投資である以上、費用対効果が求められますが、「他社が実施しているから」「長年実施しているから」などの理由で行われている研修が多いのも事実です。ではどうすれば、パフォーマンス改善につながるような研修を企画することができるのでしょうか。また前年踏襲の流れで実施されている研修を、どのように変えていけば効果的な研修を実施することができるのでしょうか。
本講座では、企業や官公庁などで人材育成に携わる方が研修やeラーニングを企画、設計していくうえで、理解しておくべき概念、理論を取り上げながら、実際の業務での実践方法を学びます。具体的には、学習要素の分類である知識(Knowledge)・スキル(Skill)・心構え(Attitude)の3つの分野における学習理論を紹介し、それらの理論を使ったワーク設計に取り組んでいただきます。
※実行フェーズ(Implementation)=研修当日の講師としてのインストラクションスキルについては本講座では取り扱わず「講師・インストラクター養成講座~理論と実践的な技術を学ぶ」で取り扱います。
本研修は、Zoomを使用したオンライン研修としても対応可能です。下記チェックリストを事前にご確認ください。
快適にご参加いただくためのチェックリスト
- パソコンにZoomのアプリケーションをインストールできていますか?
- できる限り静かな室内環境で、且つ声が出せる場所を確保できていますか?
- マイク、イヤホン、Webカメラの用意ができていますか?
プログラム
STEP.01
導入
- (1)講師紹介・研修の目的の共有
- (2)「研修設計入門Ⅰ」の復習
事前にご受講された「研修設計入門~効果測定につなげる研修企画の基礎理論・手法を学ぶ」を復習します。
STEP.02
KSAの学習理論を学ぶ
- (1)研修設計入門ⅠとⅡの位置づけ
- (2)Knowledge(知識)の学び方
・維持リハーサルと精緻化リハーサル
・マジカルナンバー7±2
・チャンク
・宣言的知識と手続き的知識 - (3)Skill(技術・スキル)の学び方
・スモールステップ
・強化と弱化
・好子と嫌子 - (4)Attitude(心構え)の学び方
・リフレクション
・玉ねぎモデル

STEP.03
人はいかに学ぶのかを理解する
- (1)導管メタファー:講義形式の学習効果
- (2)楽しそう・他の人と:効果的な学びの体験の要素
道管メタファーとは講師から受講者への知識の受け渡しをモデル化したものです。そのモデルから受講者が学びたくなる研修を構成する要素を考えます。

STEP.04
研修設計ワーク
- 【ワーク】お題となる研修のワーク部分をデザインする
- 【ワーク】グループでブレインストーミング
- 【ワーク】個人でワークをデザインする
- 【ワーク】発表
本ワークでは、これまで学んできた理論と実践を踏まえ、自分の所属チームの問題解決にチャレンジします。
STEP.05
研修設計の実務
- (学習内容とADDIEとの関連
- (2)学習内容と実務との紐づけ
- (3)詳細設計シートの書き方
受講者の声
- ・今回の学びをもとに、さっそく「行動目標」を立てて今後の研修設計に活かしたいと思います。
- ・研修企画のやり方や留意すべき点を具体的に学ぶことができました。
- ・「楽しいを考えるヒント」を研修改善の参考にしたいと思います。
価格
半日 | 終日 |
---|---|
研修実施費 440,000円(税込)~ |
研修実施費 660,000円(税込)~ |
※プログラムの変更・修正が必要な場合は、別途110,000円(税込)を申し受けます。