メンバーに理念に基づく行動を促し、組織を変革していくために

対象者

組織の理念をより具体的な行動に落とし込んでいきたい方
組織変革活動を担当されている方

よくあるお悩み・ニーズ

部下を育成するうえでの上司側の目線を合わせ、方針を統一したい
策定した理念が現場の行動に反映されている実感がない

研修内容・特徴

本ワークショップは、スキルビルディングと内省という２つの観点で、理念に基づく組織の変革を考えるプログラムです。
まず、理念を浸透させるために重要な３つのステップ（インプット・スループット・アウトプット）を学び、ブロックを使ったワークで実践します。次に、組織変革につながる３段階モデルに基づいて自組織の現状をブロックで表現して内省し、どのように働きかければよいかを考えます。受講者同士で対話しながらさまざまな視点で振り返ることで、自分の行動や考え方を客観的に捉え、改善につなげていただきます。

プログラム

STEP.01

スキルビルディング

（１）チェックイン
（２）理念浸透の３ステップ（インプット・スループット・アウトプット）
（３）リーダーの姿勢が理念浸透に影響すること

理念浸透はインプット（伝達）・スループット（腹落ち）・アウトプット（表現）の3ステップで促進していくことや、リーダーの理念への姿勢が最も影響を与えることを学んでいきます。

STEP.02

ブロックを使う練習

【ワーク】タワーで自己紹介
【ワーク】自分が思う最悪なリーダーをブロックで表現し、対話する
【ワーク】自分が思う理想的なリーダーをブロックで表現し、対話する

STEP.03

組織変革のための内省

（１）クルト・レヴィンの組織改革３段階モデル
【ワーク】組織と現場の現状をブロックで表現し、対話する
（２）内省の３つの視点
①課題解決しているか　②本当に支援しているか　③価値を届けられているか
【ワーク】「組織・現場のどこに働きかけるか？」を対話する
【ワーク】「私達の働きかけで組織・現場はどのように変わるか？」をブロックで表現し、対話する

組織変革の３段階モデルを学んだ上で、自分自身の行動を振り返っていきます。現場に戻った際には、メンバーにどのように理念を伝え、強い組織・現場づくりに寄与していくかのヒントを得ることができます。

受講者の声

・レゴを通して、自分の中での行動理念の理解度や行動理念をどう仕事に落とし込んでいくかを楽しく実感することができました。
・自分が何を一番仕事をする上で大事にしているかということを再認識できたとともに、今後の課題も見つかりました。
・最初は与えられたテーマに沿ってLEGOで思うがままに作り、その形にした理由をチーム内で発表していました。ですが、最後に全ての過程が自社の企業理念に基づいて行われていた作業であることに気付き、今まで一番会社理念を深く考えることができた研修でした。