ファシリテーションに大切な「仕込み」と「さばき」を学ぶ
対象者
- ファシリテーションの概要を学びたい方
- チームメンバーに会議進行の共有認識をもたせたい方
- ファシリテーションスキルを向上させるための実践知を得たい方
よくあるお悩み・ニーズ
- 会議を適切に進行するノウハウが社内に無い
- 会議ではいつも一部の人が発言している
- ファシリテーションの事前準備を学びたい
研修内容・特徴
ファシリテーターとは、参加者の集合知とやる気を引き出し、納得度の高い合意までのプロセスを支援する人のことです。本研修では、会議ファシリテーションの事前設計と参加者の発言を引き出す問いかけのテクニックを学び、ファシリテーターが会議に参加する意義を改めて考えます。参加者の発言の背景までを理解したり、論点を整理し参加者の議論をサポートするための「仕込み」、参加者の心理的安全性を高める空気感をつくるような「さばき」は、現場で実践する前の事前準備が必要です。本講座ではそれらの実践と習慣化を目指します。
プログラム
STEP.01
ファシリテーションの基本
- (1)ファシリテーターの担当領域
- (2)ファシリテーションの手法
- (3)ファシリテーションで必要なことは「仕込み:さばき=8:2」
- 【ワーク】ファシリテーションの領域で自身が抱えている課題や悩み、モヤモヤを共有する
実践的なスキルを学ぶ前に、「ファシリテーター」と「ファシリテーション」について認識合わせを行います。ファシリテーターが担う基本的な役割を確認し、ファシリテーションを行う際になにが必要とされるのかを考えます。
STEP.02
ファシリテーションで必要な「仕込み」
- (1)出発点と到達点の明確化
- (2)参加者の状態把握
- (3)到達点に至るまでの論点を決める
- (4)論点整理のポイント
- 【ワーク】ここまでの感想等を共有
STEP.03
ファシリテーションで必要な「さばき」
- (1)参加者の発言を引き出す
- (2)心理的安全性を高めるためのテクニック
- (3)発言を理解し、共有する
- (4)議論を方向づける
- (5)結論づける
- 【ワーク】ここまでの感想等を共有
STEP.04
「発言を引き出す」ための「問いかけ」
- (1)問いかけの流れ
- (2)観察
①参加者の「こだわりポイント」を見つける - 【ワーク】賃貸住宅を借りる際のこだわりを質問によって引き出す
- (3)質問をつくる
①視座の高さ(具体と抽象)
②時間軸③フォーカス(範囲)④さらに深掘りをする質問テクニック
STEP.05
「図解」思考
- (1)「図解」思考とは
- (2)「図解」思考のメリット
- (3)「図解」の基本
「図解」思考とは常に情報の関係性や、構造を理解しながら図に落とし込むことです。一人一人の発言を大切に扱い、議論のプロセスを「板書(Scribe)」を用いて見える化していきます。
STEP.06
まとめ
- (1)「ファシリテーター」として最も必要なこと
価格
半日 |
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研修実施費 440,000円(税込)~ |
※プログラムの変更・修正が必要な場合は、別途110,000円(税込)を申し受けます。