コロナ禍によるリモートワークの急速な普及もeラーニングの人気に影響
人材育成のトレンドを総ざらい
【公開日:2020年12月24日(木)】
教育×クリエイティブ×テクノロジーにより課題を解決するミテモ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:澤田哲也、以下「ミテモ」)は、2020年eラーニング販売実績データを基にした人材育成におけるトレンド傾向をまとめましたのでお知らせいたします。
トレンド1:2020年はハラスメント関連講座が根強い人気
最も人気のコンテンツは「ハラスメント防止講座」です。本講座は2020年6月の通称パワハラ防止法の改正に対応した改訂版で、30分ほどでハラスメントに関する全体像が学べます。
この講座以外にも、ハラスメントが起きてしまう理由から考える講師登壇型講座「システム思考とメンタルモデルから考えるハラスメント防止講座」や、オリジナル・キャラクターのデビル・ハラスと戦うヒーローの活躍を通してパワハラを学ぶ「ハラスレイヤーと学ぶパワーハラスメント防止講座」も人気コンテンツです。2020年6月の法改正の影響を受け、導入を検討される組織が多いテーマと言えるでしょう。
ハラスメント防止講座
時間 | 30分30秒 |
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価格 | 18万円(税別) |
対象 | 全従業員 |
システム思考とメンタルモデルから考えるハラスメント防止講座
時間 | 47分22秒 |
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価格 | 18万円(税別) |
対象 | 全従業員 |
トレンド2:新人教育・OJT育成に力を入れる企業が増加
第2、3位は「OJTの進め方講座」と「ビジネスマナー講座」です。今年は新型コロナウイルスの影響で、新入社員が入社直後からリモートワークとなった組織も多く、例年よりもeラーニングが重用されたようです。また例年よりも現場経験が少なくなってしまう新入社員のサポートにはOJTの役割が重要となってくるため、今年はよりOJTに関する講座が人気でした。
該当講座以外にも、「仕事の進め方講座」「ビジネス文書講座」「新人・若手向けビジネスeメールの書き方講座」「Office2013 Excel基礎講座」など、新人教育の定番コンテンツが人気を集めました。
ビジネスマナー講座
時間 | 55分41秒 |
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価格 | 18万円(税別) |
対象 | 内定者・新人 |
OJTの進め方講座
時間 | 1時間14分22秒 |
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価格 | 18万円(税別) |
対象 | 若手・中堅社員・管理職 |
トレンド3:リモートワーク下でのコミュニケーションが課題に
4位に「アサーティブ・コミュニケーション講座」がランクインし、その他に「ファシリテーション講座」「論理的なコミュニケーション講座」なども人気です。リモートワークへの急速な普及により、オンラインでのコミュニケーションスタイルへの変化が求められた結果、多くの企業でコミュニケーションが課題に上がっていたのではないかと予測できます。
また研修ご担当者さまから、Microsoft TeamsやSlackを活用したオンラインコミュニケーションの仕方や、リモートワーク下での上司部下コミュニケーションについてなどのテーマでのお問い合わせが多くありました。
アサーティブ・コミュニケーション講座
時間 | 34分1秒 |
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価格 | 18万円(税別) |
対象 | 中堅社員・管理職 |
論理的なコミュニケーション講座
時間 | 48分57秒 |
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価格 | 18万円(税別) |
対象 | 若手・中堅社員 |