これだけはおさえたい!オンライン研修を実施するためのチェックリスト | ミテモ株式会社
これだけはおさえたい!オンライン研修を実施するためのチェックリスト

これだけはおさえたい!
オンライン研修を実施するためのチェックリスト

  • {{tag.name}}

  • {{tag.name}}

  • {{tag.name}}

  • {{tag.name}}

こんにちは、ミテモ株式会社の小林です。
前回「オンラインの研修ってどうやるの?Zoomを使ったワークを設計してみた」に引き続き、オンライン研修をテーマに様々な情報を発信していこうと思います。

オンラインの研修を実施する際の懸念事項としてよく伺うのが、「実施のためには何を準備したらいいの?」というもの。

そこで今回はオンライン研修を検討する際に確認したい事前準備のチェックポイントをご紹介します。

チェックリスト

パソコンにカメラがついているか、ついていない場合はWEBカメラを用意できるか

マイク付きヘッドセットを用意できるか

ある程度静かで、且つ声が出せる環境が人数分用意できるか

Zoomの推奨環境にあったパソコンを用意できるか

一つずつ詳しくみていきましょう。

パソコンにカメラがついているか、
ついていない場合はWEBカメラを用意できるか

まずひとつ目のポイントはカメラについて。

オンライン研修では、原則としてビデオをつけての参加をおすすめしています。

もちろん機能的にはビデオをつけずに参加することも可能ではあるのですが、この場合「講師から見られている」という意識が薄まるために研修への没入感が減ってしまい、内職をしてしまったり、どこか上の空になる可能性が高いです。逆にビデオをつけておけば、集合研修とは異なり、全員の顔が一覧で表示されるため、むしろ講師と受講者の距離は近いと感じる方もいるかもしれません。

また前回ご紹介したブレイクアウトセッションを用いたグループワークでも、顔の見えない相手とディスカッションするのは至難の業。
私たちは何気ない会話でもうなづいたり、相槌をうったり、表情を変えたりと、細かい変化をもって相手に反応を返しています。このフィードバックの重要なメディアである顔を画してしまうことのデメリットは非常に大きいと言えます。そのため、オンライン研修を実施する際には必ずカメラを用意するようにしましょう。

余談ではありますが、ご自宅から参加される場合に、部屋を映したくないといったお悩みや、オフィスがうつることをコンプライアンス的な観点から危惧されている場合、バーチャルバックグラウンドという機能を使うことで、ある程度リスクを軽減することができます。

マイク付きヘッドセットを用意できるか

次のポイントはマイクとヘッドセット。どちらも非常に重要です。

まずマイクについて。オンライン研修では、グループディスカッションや講師への全体質問など、都度マイクを通して受講者にも参加してもらうことが重要です。

集合研修が持つ場所の圧力がないため、オンライン研修では受講者が積極的に参加することが成功のポイントになります。

この際マイクがなければ、参加者は発言ができません。またPCに付属のマイクを利用した場合も、音が割れてしまうなど、そのクオリティには不安が残ります。マイクには集音の性能もありますので、環境音が入りにくいなどのメリットもあります。

もう一つヘッドセットですが、これもパソコンのスピーカー等を利用するのは危険です。
というのも、デバイスによってはスピーカーを通すことで音が割れてしまったり、スピーカーから出た音を自分や近くの受講者のマイクが拾ってしまう場合はハウリングの原因になります。

良質なオンライン研修の体験をするためには、マイク付きのヘッドセットの用意は必須といえるでしょう。

ある程度静かで、且つ声が出せる環境が人数分用意できるか

ビデオ、マイクが用意できたら次に考慮すべきは環境です。

オンライン研修では、前述の通り受講者にも積極的に参加をしてもらうワークが多く用意されています。

そのためカフェなど周囲に人が多い環境や、図書館など声が出せない環境、テラス席などの環境音が大きい場所からのアクセスは、体験の質を大きく下げてしまう要因となります。

マイク付きヘッドセットの質がある程度よい場合は、集音性が高いために、ある程度周囲がうるさい場合でも自身の声を認識して拾ってくれる場合がありますが、原則として「静かで声が出せる環境」を用意する必要があります。

また複数人が同じ部屋にいる、という状態は避ける必要があります。

技術的にいえば複数のマイクが近くにある状態はハウリングの原因となりますし、受講者の体験としても隣で聞こえる音が遅れてイヤホンからも聞こえるという状態は非常にストレスの大きい体験となります。「しずかで声が出せる環境」を人数分用意できること、これが快適な実施の条件になるといえそうです
もしこの条件が難しい場合には、マイクを使わずチャットをメインとした設計を行うなど、工夫をして実施する必要があります。

Zoomの推奨環境にあったパソコンを用意できるか

最後に重要なポイントとして、Zoomの推奨環境に適しているか、という点があげられます。

PC、Mac、Linuxのシステム要件

Zoomは比較的安定したオンライン会議ツールではありますが、ネットワーク環境やパソコンのOSの環境によっては、回線が途中できれてしまう、機能が一部制限されてしまう、画面共有中にアプリケーションが落ちてしまうなどの事象が発生する可能性があります。

快適にご受講いただくためには、上記リンクより推奨環境にあったデバイスをご利用かどうかをご確認いただくことも重要なポイントとなります。

いかがでしょうか。
上記でご紹介した4つの項目は、学習効果を最大限高めるためには必須の条件になります。
とはいえ、なかなか組織のルールから上記のような条件を用意するのが難しい……という場合には、チャットを中心に置く、短時間の講義を複数回にわけて実施する、など研修自体の設計を見直すことで実施できる可能性はあります。

オンライン研修の実施をご検討の際はぜひ参考にしてみてください。

オンライン研修やリモートワークに関するコラム/ノウハウ共有

オンライン研修ラインナップ