カスタマージャーニーマップから事業アイデアを模索する
対象者
- 事業開発担当者
- マーケティング担当者
よくあるお悩み・ニーズ
- 従来のビジネスの進め方に行き詰まりを感じている
- 顧客が求めていること・考えていることを顕在化したニーズだけでなく、潜在ニーズまで含めて考えたい
- 事業アイデアの発想を、新たな視点を取り入れて練習したい
研修内容・特徴
本研修では、デザイン思考と事業アイデア発想の手法を学びます。ペルソナを設定し、カスタマージャーニーマップを作るグループワークを通じて、ペルソナの立場にたって課題・ニーズの深掘りを行います。考えた課題を元に、ブレイン・ライティング、アイデアシート、ペア・ブレストなどの手法を用いて事業アイデアの発想の練習をすることで、デザイン思考の共感・定義・発想の3つのステップを体感します。
本研修は、Zoomを使用したオンライン研修としても対応可能です。下記チェックリストを事前にご確認ください。
快適にご参加いただくためのチェックリスト
- パソコンにZoomのアプリケーションをインストールできていますか?
- できる限り静かな室内環境で、且つ声が出せる場所を確保できていますか?
- マイク、イヤホン、Webカメラの用意ができていますか?
プログラム
STEP.01
デザイン思考の基本
- (1)VUCA、予測不能な時代
- (2)機能的価値よりも意味的価値
- (3)デザイン思考の定義と特徴
- (4)デザイン思考のプロセス
- (5)デザイン思考の4つのメリット
- (6)デザイン思考の事例
デザイン思考とは、ユーザーの「共感」や「満足」が達成できているかに重きを置く、ビジネスや社会に変革をもたらしイノベーションを達成する手法や考え方のことを指します。
STEP.02
共感のワーク
- (1)ターゲットペルソナの設定
- 【ワーク】ペルソナシートを記入してみる
- (2)共感マップでユーザのニーズを浮き彫りにする
ペルソナとは、典型的なユーザー象を表すために詳細に設定された「仮想的人物像」のことです。また、ペルソナ視点で感情や行動を整理し、ユーザーのニーズを浮き彫りにするフレームワークを共感マップと呼びます。
STEP.03
定義のワーク
- (1)ユーザの立場になって体験をシミュレートする
- (2)カスタマージャーニーマップ
- 【ワーク】ペルソナがするであろう行動を決める
- 【ワーク】行動・行為・タッチポイントを書き出す
- 【ワーク】課題・ニーズを書き出す
STEP.04
発想のワーク
- 【ワーク】ブレイン・ライティング
- 【ワーク】アイデアシートを記入する
- 【ワーク】ペア・ブレストでアイデアを出す
ブレイン・ライティングは議論をせず、紙にアイデアを書き出す手法です。書き出したアイデアを回覧板のように回しながら、前の人のアイデアから新しいアイデアを生み出していきます。議論を行わないため、身分や立場の違いを意識することなく発想することが可能です。
STEP.05
アイデアを施策・施行する
- (1)画面プロトタイプを作る
- (2)ストーリーボードを作る
- (3)スキット(寸劇)で表現する
- (4)「アイデアの作り方」から学ぶ
STEP.06
振返り
- 【ワーク】振返りシートを記入する
- 【ワーク】今日の学びを全体で共有する
受講者の声
- ・感情の起伏の考え方にPain,Gainなどの共感マップが、今後のカスタマーのニーズの深掘りに参考になりました。ペルソナについては、さまざまなカスタマー特性を関係者みんなで検討して、バイアスがかからないように多様性を受け入れることも、VICA時代のカスタマーを捉えるために重要であることが理解できました。
- ・顧客の感情を想像するのは、難しいと再認識できました。みんなで目指す方向性を合わせられるのが良かったです。
- ・カスタマージャーニーを考える際色々な切り口、視点から客観的に見る事の必要性を感じました。ステージ、タッチポイントの設定の重要性を感じました。
- ・同じ目的に対してどのようにメンバー個々人の発想が到達するか、そのための施策のアイデア出しをする際にデザイン思考を実際に使ってみたいです。
- ・本来何が必要なのかということを、見えている課題からではなく行間を拾う方向から考えられるようになると、真の目的が果たせるようになると感じました。
- ・思考のバイアスを外して、ニュートラルに考える大切さを学べました。
価格
半日 | 終日 |
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研修実施費 440,000円(税込)~ |
研修実施費 660,000円(税込)~ |
※プログラムの変更・修正が必要な場合は、別途110,000円(税込)を申し受けます。