自分と相手を対等に尊重する話し方を学び、同期のコミュニケーションを活性化させる
対象者
- 内定者の方
- 新入社員の方
よくあるお悩み・ニーズ
- 思っていることや意見を口に出しても、相手にうまく伝わらない
- 仕事を引き受けすぎたり、仕事が滞ったりした時の対処法がわからない
- 同期との仲をもっと深めたい
研修内容・特徴
本研修では、アサーティブコミュニケーションの手法を学びます。アサーティブコミュニケーションとは、自分と相手の両者に敬意を払いながら、自分の欲求・感情・意見・権利などを素直に表現することです。社会人生活が始まると、依頼を断るとき・相手と異なる意見を述べるときなど、相手に誤解や反感を与えないようにしながら、どう自分の意見を伝えればよいのかを考える場面が増えます。講座の前半では、「相手を尊重しないコミュニケーションの例」や「アサーティブであることの4つの柱」を学び、後半のワークでは「自分のトリセツシート(取り扱い説明書)」という自己紹介シートを用いて、アサーティブコミュニケーションを実践します。
実務の経験が浅く、業務を題材としたケーススタディはピンとこない新入社員や内定者の方たちにも、自分の「トリセツ」を用いることでアサーティブコミュニケーションを自分事として取り組むことができます。
プログラム
STEP.00
事前課題
- (1)自分のトリセツシートの効果と意義
- (2)自分のトリセツシートの書き方
- 【ワーク】自分のトリセツシートを書く
自分のトリセツシートは、自分の特性や価値観など、協力して仕事をしていくために必要な要素を分類して言葉にする一覧表です。メンバー間の違いを客観的に理解し、より良い仕事をする上でのヒントとして用います。
STEP.01
アサーティブコミュニケーションとは
- (1)アサーティブコミュニケーションの定義
- (2)コミュニケーションの種類
言語/非言語コミュニケーション
無意識のコミュニケーション - (3)相手を尊重しない自己表現の3つのタイプ
攻撃的/作為的/非主張的 - (4)アサーティブな自己表現
自分も相手も尊重しながら「自己主張」と「対話」ができる - (5)4つの柱
・誠実であること
・率直であること
・平等であること
・自己責任を持つこと
アサーティブコミュニケーションとは、相手の立場や権利を尊重しながら、自分の欲求や意見を素直に表現するコミュニケーション方法です。

STEP.02
アサーティブコミュニケーションとは
- (1)アイメッセージとYOUメッセージ
- (2)具体的・肯定的に伝える
- (3)伝達・依頼言葉の基本形~DECS法を用いて
描写(DESCRIBE)/表現(EXPRESS)/提案(SPECIFY)/選択(CHOOSE) - (4)断りの基本形~DECS法を用いて
- (5)良い伝え手になるために
1.件名→2.結論→3.詳細の順番で伝える
アサーティブコミュニケーションの具体的を用いながら、効果的な伝え方について考えます。相手を尊重した上で自己主張や対話ができるように、卑屈になったり攻撃的になったりしない、適切な表現方法の習得を目指します。

STEP.03
アサーティブコミュニケーションの実践
- 【ワーク】自分のトリセツをアサーティブコミュニケーションを用いて伝えてみる。
- (1)仕事をする上で、自己理解/他者理解をすることの必要性
STEP.04
アサーティブコミュニケーションについてのまとめと振り返り
価格
半日 |
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研修実施費 440,000円(税込)~ |
※プログラムの変更・修正が必要な場合は、別途110,000円(税込)を申し受けます。