本セミナーは終了しました
高付加価値な観光ガイドを地域に増やしていくために必要な要素と課題とは
外国人の新規入国制限の見直しも受け、国内の外国人観光客も戻りつつあり、インバウンドには大きな可能性が感じられています。観光立国の実現に向けて、2030年に訪日外国人旅行者数6000万人、訪日外国人旅行消費額15兆円などの目標達成に向けた取り組みを行うことが必要とされています。日本には多種多様な文化的資本が備わっており、世界中の旅行者を惹きつける高付加価値な観光体験を提供するポテンシャルを有していますが、一方で、旅行者の知的好奇心や探求心に応えることができる観光コンテンツや施設、そして観光人材が、特に地方部において量的・質的に不足していることが指摘されています。
とりわけ、高付加価値な体験を提供する上で、最も重要な要素は人材です。誰に案内されるか、誰と対話するか、誰と交流したか、そこで何を感じたかによって、旅行者の体験価値は大きく左右されます。そこで本セミナーでは、地域に根ざした観光ガイド育成をテーマに、さまざまなナレッジを共有するセミナーを開催します。
ゲスト講師として現在東京や神奈川を中心にインバウンド観光向けの観光ガイドの育成に取り組まれている大森氏をお招きし、観光ガイド人材の登用方法や育成方法、そして地域の受け入れ体制や観光ガイド育成の課題についてお話いただきます。
こういう方におすすめ
- 社員のスキルアップとして観光産業を担う中核人材育成(リカレント教育)に取り組もうとしている方
- 今後の観光産業発展のために、外部から観光人材を採用としている方
- インバウンド観光にも対応できる観光人材育成研修を企画しており、研修内容に困っている方
ご興味のある方はぜひご参加ください。
登壇者紹介
澤田哲也
ミテモ株式会社 代表取締役
採用コンサルティング会社を経て、2007年 社会人教育・研修を手がける株式会社インソースに入社。5年間で述べ300社の民間企業に対して、次期経営人材育成や組織変革をテーマに人材育成プログラムの企画・設計に携わる。また、新規事業開発にも取り組み、2012年にミテモ株式会社の事業開発を担当、同年 代表取締役に就任。 従業員数名規模の地域企業からグローバル企業まで、幅広いクライアントの人材開発・組織開発を手がける。また、2016年から全国各地の地方自治体との連携による事業創出・商品開発・販路開拓・デザインイノベーションのための教育事業に取り組み、2019年には全国20地域でデザイン経営の担い手を育成する事業「ふるさとデザインアカデミー(経済産業省・中小企業庁主催)」の教育プログラム設計、講師及び事業者へのハンズオン支援を担当している。
大森峻太
株式会社ジェイノベーションズ 代表取締役社長
1989年、神奈川県生まれ。大学在学中、カナダ留学、韓国留学、オーストラリア留学を経験。大学卒業後はカナダに拠点を移し、1年半かけて海外を巡り観光の最前線を学ぶ。帰国後、外国人旅行者向けボランティアガイド組織を立ち上げ、約5,000人のボランティアガイドを全国で集める。2016年にインバウンド事業をメインに手掛ける(株)ジェイノベーションズを設立し、訪日外国人向けウォーキングツアーの運営や渋谷・横浜で4つの観光案内所の運営を行ない、その経験を活かして全国で観光人材の育成に注力。会社を経営する傍ら、インバウンドの専門家として行政などのアドバイザーを務め、メディアなどでもインバウンドの最前線を発信している。
関東学院大学国際文化学部客員准教授。東京都観光まちづくりアドバイザー。渋谷区観光協会観光フェロー。