2023年10月よりミテモは、丹波立杭陶磁器協同組合をはじめ5社と共同で、六古窯のひとつに数えられ約850年の歴史を持つ丹波焼の里・兵庫県丹波篠山市立杭地区で、新しい旅のプログラム「陶泊」を発表しました。
2024年春頃の一般募集に向けて、2023年の春より組合員やそのご家族の方々等と共に、民泊の勉強会やツアーガイド向けのワークショップ、宿泊施設の営業許可の申請や準備を行っています。2023年秋からはモニターツアーを通して課題点の発掘や解決に努めていく予定です。詳細は下記をご確認ください。
850年以上の歴史を受け継ぐ丹波焼の郷で、陶工の営みに触れる旅「陶泊」を2024年春に開始!職人の工房に泊まり暮らしを旅する
観光庁「第2のふるさとプロジェクト」に採択
瀬戸、常滑、信楽、備前、越前とともに日本六古窯の一つに数えられ、その発祥は平安時代末期から鎌倉時代のはじめといわれる丹波焼。850年以上受け継がれる産地では、時代の要請に応じて、作る物や作り方の変化を繰り返し、今日も50以上の窯元が、技法も造形も用途も多様なものづくりを手仕事で行っており、日常使いできる、暮らしに寄り添う、美しく多様な作品は、世代を超えて愛され続けています。昭和53年(1978)には国の伝統的工芸品指定を受けて伝統が受け継がれていますが、時代の変化に伴い、窯元数や職人の減少がみられる中、持続的な産地のあり方を模索し、美意識を磨くために何度も訪れることができる郷になることを目指して観光庁「第2のふるさと事業」として「陶泊」に2023年より新たに取り組んでいます。
陶泊とは
陶芸体験などから一歩踏み込み、陶工の自宅などに宿泊して生活を共にすることで、職人の手仕事や里の空気、文化なども味わう滞在型旅行です。宿泊の前後では、若手陶工たちがツアーガイドとして窯元巡りなど地域内をご案内します。陶工との交流を通じて、地域の日常に触れることができるのも「陶泊」の醍醐味のひとつです。
陶泊の魅力
1. 職人の工房に泊まれる
陶泊で宿泊できるのは、職人の工房など、実際の暮らしの現場です。職人の日常に触れ、日本のものづくりの現場を間近で見て体感することができます。もちろん、個別の客室やシャワー等の宿泊設備もあり安心して滞在いただくことが可能です。
2. 現役の職人が、さとびとガイドとして(ツアーガイド)旅路を案内
陶泊では、「さとびとガイド」と呼ばれるツアーガイドが一人一人の関心や好みに合わせて、当日ご案内します。さとびとガイドは、立杭でものづくりをする若手の職人が中心です。そのため、地域の話や陶芸のリアルな話を聞き、立杭をより深く、より楽しく知ることができます。
3. 陶芸の工程の体験ができる
陶泊の楽しみは、普段できないやきものづくりができることでもあります。教えてくれるのも、現役の職人。また参加者の要望に寄り添い、例えば土堀や粘土作りといった作陶のプロセスも体験することができます。
オンラインイベント(アーカイブ有り)
11月中旬から本格始動する新しい旅のプログラム「陶泊」の魅力をお届けするオンラインイベント。
アーカイブの配信もありますので、ぜひご覧ください。
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丹波焼の郷で本物の器づくりにふれる親子旅
器から考える新しい豊かさのカタチ|伝統とローカルを体感するオンライン丹波焼窯元めぐり
プログラム詳細について
宿泊できる窯や陶泊のツアーの詳細については現在検討中です。
最新情報は「陶泊だより」にてお知らせいたしますのでぜひご登録ください。
企画・運営
- 丹波立杭陶磁器協同組合
- トランクデザイン株式会社
- ミテモ株式会社
- Satoyakuba
- 一般社団法人ウイズささやま
- 合同会社gyoninben