【アーカイブ配信あり】次世代の起業家を育てるアントレプレナーシップ教育 - ミテモ株式会社
ミテモが推進する次世代の起業家を育てるアントレプレナーシップ教育

【アーカイブ配信あり】次世代の起業家を育てるアントレプレナーシップ教育

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日本政府は、2022年を「スタートアップ創出元年」と位置付け、スタートアップを5年で10倍に増やす「スタートアップ育成5カ年計画」を年末までに策定する方針を打ち出しました。この背景には、ここ数年の国内でのスタートアップ支援に対する機運の高まりがあります。そして、このスタートアップの育成・推進に欠かせないのが、起業家的行動体系・精神を意味する「アントレプレナーシップ」であり、それを育むための「アントレプレナーシップ教育」です。ミテモは、早くから地方自治体と連携しつつ、独自のアントレプレナーシップ教育を実践してきました。その実践の一部やそのプロセスなどをご紹介します。

名古屋市の実践事例を中心に「誰もが起業に本気になれる、アントレプレナーシップ教育の創り方」を紐解くオンラインセミナーのアーカイブ映像を期間限定で配信中

若年層向けのアントレプレナーシップ教育は、その重要性が叫ばれて久しい一方で、まだまだ実践事例は多くありません。何から手をつけていいかわからない方も少なくないと思います。ミテモが2021年度から名古屋市において実施しているスタートアップ・ユースキャンプは、その貴重な実践事例です。昨年度の参加者のうちから、実際に会社を設立して活動を始める現役の高校生を輩出するなど、おもしろい成果が上がっています。

2022年9月13日に開催したオンラインセミナーでは、名古屋市 経済局イノベーション推進部スタートアップ支援室 係長 中西晶嗣氏をゲストに招きながら、本事業に関して多くの方が疑問に思うであろう、「実際のところどうやってこのような場をつくっているのか?」を徹底的に掘り下げてお届けしました。

本セミナーのアーカイブ映像を2022年10月14日までの期間限定で配信いたします。ぜひ、この機会にご登録ください。

アントレプレナーシップ教育とは?

そもそもアントレプレナーシップ(entrepreneurship)とはどういうものなのでしょうか。その言葉の由来はフランス語の「entrepreneur」から来ていて、「仲介人」や「貿易商」を表す言葉です。アントレプレナーという言葉は、経営や経済の領域では、「起業家」・「創業する人」などの意味で使われることが一般的ですが、「コトを一から起こす人」・「自分の未来を主体的に創る人」というようなもっと広い幅のある意味でも使われています。そして、このようなアントレプレナーの精神・行動・姿勢を表す基本的な概念がアントレプレナーシップであり、それを育むための教育として、近年日本の教育現場やビジネスの世界でもアントレプレナーシップ教育の必要性が盛んに議論されるようになってきました。

2000年台前半までは、比較的安定した大企業などの既存の就業・雇用システムに乗るような働き方・生き方が当たり前とされていました。しかし、昨今の技術革新の急速な進展と、多様な価値観を前提とした社会生活・働き方の変化のなかで、自分の未来を主体的に創造するための新しいことへの挑戦や、これまでにないアイデアの創出、そしてキャリアの柔軟な設計と再構築がますます必要とされるようになっています。そういった状況の中で、アントレプレナーシップ教育の重要性は、ビジネスの現場の視点でも、個々人のキャリアの視点でも、ますます顕著になっています。

ミテモが目指すアントレプレナーシップ教育

アントレプレナーとひとえに言ってもそのイメージは多様ですが、私たちが大切だと思うのは、「他者にとってより良い解決を生み出すために、サービス・商品などを通じて新しい価値を生み出すこと」です。新しい産業を創っていく次世代の起業家だけではなく、地域に根差して既存の産業にイノベーションを起こす人たちも、アントレプレナーとしてとても大切です。

ミテモはこれまで、教育と人材育成のノウハウにデザインの力を組み合わせ、様々な組織・人・地域を対象に、創造的で持続可能性を持った課題解決を提案してきました。そして、常に双方向のコミュニケーションや、実践とフィードバックを通した学びの創出を大きな指標としてきました。ミテモのアントレプレナーシップ教育は、ビジネスづくりのための知識・ノウハウを教えることにとどまらず、ビジネスを計画し実行していくプロセスを実際に用意し、そのプロセスの経験をつうじて学びを深めていくスタイルを強みとしています。実践プロセスで得られる体験そのものに、より豊かで実りのある学びを見出しています。

私たちがいま特に力を入れているのは、中学生・高校生を対象とした実践・体験型のアントレプレナーシップ教育です。たとえば名古屋市では、「スタートアップ・ユースキャンプ」という高校生向けの起業体験事業を運営しています。このプログラムでは、夏休みの一定の期間で、ビジネス実践の機会(実際にビジネスを小さく実践してお金を稼ごうとする経験と、ビジネスアイデアを構想して大勢の前でプレゼンテーションする経験の2つ)を提供します。

そこでは、様々な学校から集まった高校生たちがチームをつくり、アイデアを考えるだけにとどまらず、実際にビジネスを生み出していくことに挑戦します。そして、ただ起業のやりっぱなしではなく、リフレクション・振返りをじっくりおこなうことで、体験から学びを取り出すことを徹底的に支援します。このように、「顧客に価値を提供してその対価を受け取る」という生々しいビジネス実践の経験を通して、「ビジネスはこういうことか」、「自分でもできそう」という実感をもってもらうことを大切にしています。

アントレプレナーシップ教育×次世代が地域共創を支える

「起業」というと、大都市や海外を舞台に華々しく展開するものを想像してしまいがちですが、起業にとっては地域も格好の舞台といえます。起業家精神をもって挑戦する次世代のプレーヤーが地域に次々と現れることで、新しいことに取り組む挑戦的な企業と魅力的な就業環境が、地域に生まれていきます。これまでは、働く場を求めて地方から都市部へと若い人材が流出していましたが、アントレプレナーシップ教育を通して、地域に、挑戦する人・ムードを育てていく求心力のある場をつくることで、次世代の働く人たちが地域に意欲と目標をもってとどまり、さらには外部からの魅力的な人材の地域への流入をも仕掛けていくことができるはずです。 ミテモは、教育とデザインのプロフェッショナルとしての経験とノウハウをアントレプレナーシップ教育に掛け合わせ、地域それぞれが持つ特性や人と正面から向き合い、一歩踏み出すイメージを共に育て、地域の中から挑戦する場を提供し続けます。

名古屋市の実践事例を中心に「誰もが起業に本気になれる、アントレプレナーシップ教育の創り方」を紐解くオンラインセミナーのアーカイブ映像を期間限定で配信中

若年層向けのアントレプレナーシップ教育は、その重要性が叫ばれて久しい一方で、まだまだ実践事例は多くありません。何から手をつけていいかわからない方も少なくないと思います。ミテモが2021年度から名古屋市において実施しているスタートアップ・ユースキャンプは、その貴重な実践事例です。昨年度の参加者のうちから、実際に会社を設立して活動を始める現役の高校生を輩出するなど、おもしろい成果が上がっています。

2022年9月13日に開催したオンラインセミナーでは、名古屋市 経済局イノベーション推進部スタートアップ支援室 係長 中西晶嗣氏をゲストに招きながら、本事業に関して多くの方が疑問に思うであろう、「実際のところどうやってこのような場をつくっているのか?」を徹底的に掘り下げてお届けしました。

本セミナーのアーカイブ映像を2022年10月14日までの期間限定で配信いたします。ぜひ、この機会にご登録ください。