ミテモはCS向上、理念浸透、ハラスメントなど様々なテーマでオリジナルのドラマ教材を制作している。
今回は、渋谷区さま向けに「区民満足度向上」をテーマにドラマ仕立ての映像制作をおこなった。本映像は、区役所で働く職員に区民満足度向上を考えてもらう内容になっている。この映像制作にあたって、きっかけや目的について紹介する。
制作した映像のダイジェスト
――(ミテモ)今回、映像教材を作ることになったきっかけ・目的はなんですか?
(渋谷区)職員に対して「おもいやり」や「おもてなし」の心を育成し、渋谷区人財育成基本方針が目指す「あるべき人財像」を再認識してもらうことを目的とした研修を実施するため、今回の映像教材を作成することになりました。
――映像の形式を、ドラマ仕立ての教材とした理由はなぜですか?
一般企業向けの汎用教材を購入するのではなく、渋谷区職員向けの独自教材を一から作成するため、完成品は少しでもリアリティを追求したいという想いがありました。 新型コロナウィルスの感染状況が拡大していく中、撮影をあきらめアニメーション教材を選択するということも検討しましたが、サンプル動画を確認したところ、リアリティを追求するにはドラマ仕立てが一番だと感じたため、感染対策を十分講じた上で、ドラマ仕立ての教材を制作することにしました。
――ドラマ仕立ての教材を作る上で、印象に残ったことや気づいたことがあれば教えてください。
シナリオ確認作業は複数の目でおこなったのですが、一つのセリフに対し、人によって感じ方、捉え方が様々であり、自分にとっては良いと思っていた内容でも、相手にとっては異なる感じ方をされるというのは、実際に仕事をする上でも気をつけなければいけないのだなと、改めて自身を振り返り、反省しました。 また、当初想定していた撮影場所が、別事業との重複で撮影ができなくなり、撮影場所を変更することによってまたセリフも少し変更したりなど、選択肢が限られていた中での場面・状況設定は、非常に悩みました。
――エキストラとしてご出演いただいた職員の方、視聴した職員の方の反応はいかがでしたか。
エキストラ出演した職員は、日曜日の撮影だったにも関わらず、快く引き受けてくれました。
――完成した映像教材について率直なご感想を教えてください。
長時間にわたる撮影でしたが、効果的にまとまっていて完成度の高い映像教材になったと思います。役者の方の表情がとても繊細であり、悩んだ末、ドラマを選択して良かったと改めて思いました。渋谷区人財育成基本方針のアニメーションについても、わかりやすいものとなっており新規採用職員向けにも使っていくことができると感じました。
――ミテモに依頼した決め手はなんですか?
ミテモ株式会社は、当区の接遇研修等多くの集合研修を実施している株式会社インソースの子会社であり、他の研修事業者に比べて、実際の渋谷区職員・組織の実情や区民サービスの課題を把握していたこと、また顧客満足度向上やサービスマナーに関する動画を多くの企業等に導入している実績もあったため、依頼することに決めました。
――最後に、ミテモに一言お願いします。
シナリオ・日程などの調整に対し、迅速かつ柔軟に対応していただき、ありがとうございました。

