チームメンバーの魅力、そしてありがとうを伝えるレゴ®シリアスプレイ®~ふだん伝えられない言葉をレゴ®で伝える~ | ミテモ株式会社

チームメンバーの魅力、そしてありがとうを伝える
レゴ®シリアスプレイ®
~ふだん伝えられない言葉をレゴ®で伝える~

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ミテモは、数多くの企業の組織活性化やチームビルディングを、レゴ®シリアスプレイ®ワークショップを通じてサポートしている。今回は、株式会社リクルートキャリア様(以下、リクルートキャリア)にて実施したチームビルディング・ワークショップの模様を紹介する。

今回ワークショップを実施したのは、リクルートキャリアの転職支援サービスにおいて、転職者を募る企業を顧客とするアカウントセールスチームのひとつ。このチームは発足から3年以上が経つ。その期間、共に切磋琢磨してきたメンバーたちがこのチームメンバーと働けて良かったことを、ワークショップを通じて伝え合う。レゴ®ブロックを用いた対話を通じて、メンバーそれぞれの視点から、他のメンバーたちへ感謝の気持ちを届けた。

ケーススタディ概要

ケース

リクルートキャリア エージェント事業本部 「チームビルディング・ワークショップ」

目標

3年間同じチームで働いてきたメンバー同士で、本人は気づいていない魅力をフィードバックし、ありがとうの気持ちを伝え合う

ワークショップ・ファシリテーター

井上愛美(LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター)

ワークの流れ


ワークショップ参加者

リクルートキャリア エージェント事業本部の8名

所要時間

半日

私の『働く喜び』をつくる

ワークショップの進行を務めるファシリテーター井上

ワークショップはまず、チェックインと呼ばれるワークから始まる。これは、今自分が思っていること、感じていることを率直に言葉にして他の参加者に伝え合うもの。この場は安心して思いを言葉にしてよい場である、という雰囲気が生まれる。

続いて行うのは、アイスブレイクとしてレゴ®を使った1つ目のワーク「タワーをつくる」。与えられた約20個のパーツを使って、各自が好き好きにタワーを組む。ブロックを使って何かつくるという経験が久々で、慣れていない参加者もいたが、なんとか時間内に全員組み上がる。
そのあとは、4人1組になって、自分のタワーを紹介し合う時間。

それぞれ作ったタワーは興味深かったり、面白かったり

「ドラクエの攻略困難なダンジョンをイメージした」
「展望台がある電波塔をイメージした」
「街のシンボルになりそうなものを創った」

などなど、一人ひとり意味もかたちもまったく違うタワーが生まれ、言葉を通して紹介されていく。

そしてここで、ファシリテーターの井上から「グランドルール」の説明。グランドルールとは、このワークショップを進めるにあたって参加者が共有すべきルールのこと。
日常の雑談でもなく、自分の意見を通すための議論でもなく、ブロックを通じて相互に認め合い、理解を深める対話の価値を引き出すためのグランドルール。全員すぐに理解し、ますますワークに集中しようという気持ちが高まっていく。

グランドルールの説明とともに、盛り上がった場を一旦整える

続いてのワークは、「私の『働く喜び』をつくる」。リクルートキャリアの経営ビジョンでもある『働く喜び』について、ブロックを用いて一人ひとりが自分にとっての働く喜びを形づくる。
その前のワークによってブロックの組み立てに慣れてきた参加者は、様々なパーツを使って、作品づくりに没頭。
手を動かしながら考え、作品をつくり上げていくため、参加者自身つくる前には考えてもいなかった作品ができた模様。参加者それぞれの想いが込められた働く喜びのかたちが目の前に現れた。

無事に作品ができたあとは対話の時間。このワークからは、すべての参加者8名がひとつのテーブルで対話を進める。自分の作品はなにを表現しているのか。まず作者が語り、それに他の参加者が質問する。
それぞれが自分のブロックを指しながら、
「個人としての成長が、私の働く喜びです。基礎があって積み上がっていくイメージです。」
「これは人生最高の状態を表しているんです。いろんな色を使うのは、人種や生まれは関係ない、それを表しています。」
と作品を語っていく。
同じ作品は一つとしてなく、想いもさまざまなため、語られる作品、想いは新鮮であり、活発な質問と受け答えが起きた。

ふだんは話さない言葉をレゴ®を通じて伝える

私だけが知っている○○さん

レゴ®で贈りものを作る

休憩を挟んで、ワークショップの後半。いよいよクライマックスであるワークのお題は「私だけが知っている○○さん」。隣に座っているチームメンバーの特徴や本人が気づいていないような強みをブロックで表現する。
参加者に与えられた時間は6分間。隣に座る仲間に向けたギフトをつくる気持ちでブロックを手にし、没頭して制作する。

他のメンバーが、言葉を添えながら「贈りもの」としてブロックをひとつ足していく

作品ができたあとは、制作者による作品を贈る相手へのプレゼンテーション。ほかのチームメンバーからの質問により、贈る作品に込められた意味がどんどん深まっていく。
そしてこのワークにはさらなるステップが。それは、作品にほかのチームメンバーそれぞれが「贈りもの」としてひとつのブロックを追加すること。作品がメンバー全員からの贈りものとなる。
贈りものとしての作品を受け取ったメンバーからは、たとえばこんな言葉が。

“みんなそれぞれ違うところを見てくれていたり、自分が意識してなかったところも見てくれていたり。自分を表現してもらって、素直にうれしい。”

“私は自己開示が苦手で、会社のメンバーに見せている自分は、とても限られた自分の一面だけなのではと思っていました。でもみんな、私の進みたい道を理解し肯定してくれていることがわかって、本当にうれしいんです。”

このワークの中で出てきた言葉は、ふだん「研修」と呼ばれるものでは決して出てこない、率直さとユーモアをあわせもち、何より仲間への想いに溢れた言葉だった。

メンバーそれぞれへの贈りものとともに

みんなで作り上げた作品とは残念ながら、ここでお別れ。分解の時間。メンバーの気持ちが表現された作品を壊すのは本当に惜しい。全員そう感じているようで、温かさ、感謝、そして名残惜しい気持ちが場を包んでいた。

参加者インタビュー

今回ワークショップに参加されたリクルートキャリアのメンバーのうち、横尾さん、藤本さん、國正さんにインタビューをご協力いただきました。

左から横尾さん、藤本さん、國正さん

――今回のワークショップに期待していたこと、実際行ってみたうえで予期していなかったことを教えてください。

藤本さん:「予期しなかったのは、こんなに盛り上がる、個性が出るとは思わなかったということです。メンバーのことをいろいろと理解していたつもりだったんですけど。こんな風に考えるんだ、物を組み立てるんだ、というのが驚きでした。」

横尾さん:「研修してうれしいという感情が出てくるのはそんなにないこと。そこが良かったです。」

國正さん:「事前に研修の概要は聞いていたんですがアウトプットのイメージができていませんでした。でも実際参加してみると、モノをつくるというアウトプットはふだんやっていないので楽しかったです。」

――ブロックを使って、「手で考える」というプロセスをどう感じましたか。

藤本さん:「私は性格として、他人からどう思われるかを気にしがちで、仲間に贈る作品を作るワークではちょっと戸惑いました。でも、制限時間6分と言われ、時間がない中でせっせと夢中で作ってみることになって。それが(手で考える)直感だと感じられて面白かったです。」

國正さん:ワークをするたびに、イメージの解像度が上がっていきました。もっとやりたかったです。」

――このワークショップは、これから働くことに何か変化をもたらしてくれそうですか。

横尾さん:「実は私はこの4月にチームに入ったので、皆のことを詳しく知らない部分もあるんです。今日のワークショップで、たくさんの発見がありました。メンバーの、この考えがこういう行動に表れていたんだ、という腹落ち感がありました。」

――どんな組織で、今回のようなワークショップは有効だと思いますか。

横尾さん:「たとえば、できて日の浅い組織において、スピーディに相互理解をする上で有効だと思います。」

國正さん:「自己認知やアイデンティティ表現に使えると思います。言葉で表現するのは得意だけど、実は本音ではない人もいると思うんですね。そういう人にとって作って意味付けするのは効果ありそうです。また、ブロックを使うことは、年齢問わずに楽しめそうです。」

藤本さん:「グループで戦略をつくるときにも使えるように感じました。このメンバーはこう考えるんだと、言葉だけでなくて根底にあるものが形づくられて、見える形で共有されると、腹落ちすると思います。」

リクルートキャリアの皆様、本当にありがとうございました。

ファシリテーター井上からひとこと

井上愛美

LEGO® SERIOUS PLAY®メソッドと教材活用トレーニング修了認定ファシリテーター

今回依頼いただいたワークショップの内容が、『ありがとうの気持ちを伝えたい』というのが印象的でした。皆さんチームのこと、仲間のことを深く考えていることが素敵でした。知識の付与ではなく、心の中にあるものを外に出していくワークショップがバッチリとハマったのかなと感じています。これからも皆さんがチームとしてさらにうまくやっていけたら、と思っています。

記者からひとこと

ワークショップの様子を最初から最後まで見させてもらったのですが、こんなにも「うれしい」という気持ちが、言葉や振る舞いを通じて満ちている場があるんだ、とびっくりして、そして私までも温かい気持ちになりました。
「うれしい」という気持ちは、参加されたリクルートキャリアの皆さんのお話を聞くに、次の3つからなっていると思います。
1つ目は、つくるうれしさ。ふだんの仕事ではほとんどない「手で、直感で作り上げる、そこに言葉をつけていく」という創造のプロセスが、純粋な楽しさ、うれしさに繋がっているように感じました。
2つ目は、仲間と共につくって、対話するうれしさ。特に「私だけが知っている○○さん」のワークでは皆でブロックをくっつけて語り合う中で、「うれしい」が溢れていたと思います。
3つ目は、作品と言葉を贈り、贈られるうれしさ。もちろんふだんの仕事でも、きっと常に感謝が絶えない素敵なチームなのだろうと感じられたのですが、相手のことを思ってチーム皆で作り上げた作品と共に贈られる言葉は、日常と異なる感動を引き出していたと感じます。

高橋昌紀(ミテモ)


【企業紹介】

  • 株式会社リクルートキャリア
  • 代表取締役社長:小林 大三
  • 事業概要:リクルートキャリアは、“Our Vision”として、「ひとりでも多くの人たちが『働く喜び』を膨らませ、『働く喜び』の輪が、新たな活力を生み出している社会を創りたい」と掲げ、就職準備および就職情報サイト「リクナビ」や社会人のための転職情報サイト「リクナビNEXT」などのメディア事業、キャリアアドバイザーが転職活動をサポートする転職エージェントサービス「リクルートエージェント」による人材紹介事業、適性検査「SPI」などの選考支援事業をはじめとした、さまざまな事業・サービスの進化に日々努めている。
  • Webサイト:https://www.recruitcareer.co.jp/

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