さまざまな想いを共有しひとつになるレゴ®シリアスプレイ®~言葉を超えた想いをレゴに載せて~ | ミテモ株式会社

さまざまな想いを共有しひとつになるレゴ®シリアスプレイ®
~言葉を超えた想いをレゴに載せて~

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ミテモではさまざまな企業や団体のビジョンづくりやビジョン浸透の取り組みを、レゴ®シリアスプレイ®ワークショップを通じてサポートしている。今回は、特定非営利活動法人Accountability for Change様(以下、AFC)に提供したビジョン共有ワークショップの模様をインタビューを通じて紹介する。
AFCは、公認会計士たちが、「専門性を活かした社会貢献活動を通じて、ソーシャルセクターの健全な発展に寄与するとともに、次世代の会計プロフェッショナルを育成したい」と立ち上げたNPO法人。現在は創立メンバーが引退し、二代目のメンバーが活動を牽引し第2ステージを迎えている。
「改めて、AFCの存在意義をメンバーと話したかった」、そう語るのは代表の横山正宏氏。本ビジョンミーティングのファシリテーターをつとめた飯田一弘が、横山氏とAFCメンバーの池山允浩氏、菊池諒介氏に実際にプレイした感想を聞いた。

左から、菊池諒介氏(AFC理事)、飯田一弘(ミテモ株式会社)、池山允浩氏(AFC理事)、横山正宏氏(AFC代表理事)

ケーススタディ概要

ケース

特定非営利活動法人Accountability for Change様ビジョン共有ワークショップ

目標

創設から第2ステージを迎えたAFCの進みたい方向性、ビジョンを改めてメンバー同士で共有する

ワークの流れ


ワークショップ参加者

AFC所属メンバー

所要時間

1日

新たなステージに立ち
さらなる高みを目指したいから
改めてビジョンを共有

「AFCのビジョンを改めて共有したいと思っていました」と語るAFC代表の横山さん

飯田:AFCについて改めて説明いただけますか?

横山さん:はい。AFCは、4人の公認会計士が専門性を活かして、ソーシャルセクターの健全な発展に貢献するとともに、次世代の会計プロフェッショナルを育成したいと考え、2014年に設立したNPO法人です。会計士同士で専門性の高い知見をシェアして、プロボノ的に非営利団体を助けることを目的にしています。

池山さん:「専門性を活かして社会課題の解決に貢献する」「会計プロフェッショナルとして仲間とともに成長する」という目的は同じですが、それぞれが別の会社にいて、AFCに参加する理由も違う。集まって知見をシェアするだけではなく、もっとAFCとしての一本の軸を作りたいと考えていたんです。

横山さん:レゴ®シリアスプレイ®を知ったのは、別のNPO法人の活動を通じて接点があった飯田さんとお話ししたとき。「言葉だとうまく表現できなかったり、適切に受け取れなかったりすることでも、レゴ®シリアスプレイ®だとその行間を埋めてくれるんですよ。」と聞いて、「これをつかえばみんなの想いを紡いだビジョンの共有ができそうだな」と感じたんです。

日常の会話ではうかがい知れない
メンバーのさまざまな想いを知る

お茶碗いっぱいのレゴから、それぞれが思うAFCを作っていく

飯田:実際にプレイしてみていかがでしたか?

池山さん:「メンバー一人ひとり、考えかた、捉えかたが根本的には違うんだな」ということが実感できました。
お茶碗いっぱいぐらいの同じレゴのセットでも、できてくる作品はみんな違うんです。

横山さん:冒頭のアイスブレイクでブロックを使って好きなようにタワーを作るというお題が出たとき、僕は土台からしっかり着実に組み立てていくのが「当たり前」。でも、あるメンバーは土台はそれなりでひたすら高く作っていました。概念が作品として具現化しているからこそ、違いがはっきり体感できるんです。
それら作品を目の前にして、メンバーそれぞれが語るのですが、その言葉たちもすごく重要。「これはこういう意図でこうしました」とみんなそれぞれ、自分の作品について言葉で説明してもらえると理解できる範囲、深さが変わるんですね。

菊池さん:そこも驚いたことのひとつ。普段あまり話さない人でも、レゴの作品をとおして、しっかり言葉にしてくれた。具現化の重要さを理解しました。

横山さん:最初に「プロフェッショナル」というテーマで作品をつくりましたよね。僕にとってプロフェッショナルとは「先導する」というイメージだったけれど、「職人だと思っていた」と話すメンバーもいました。

飯田:同じ「プロフェッショナル」という言葉でも、実はひとりひとり異なる解釈をしていて、大事にしているポイントも違う。日ごろのコミュニケーションでは、そういった違いは無視されがちなのですが、それがわかって、始めて対話がはじまる。違いも面倒なものじゃなく、興味深いものに変わっていくんですよね。

メンバーそれぞれの想いを紡いだ
ビジョンをかたちづくる

池山さん:レゴブロックは、触るだけでテンションが上がりますね。手を動かして作品を作っていると、作品自体が刺激になってどんどん新たな考えが沸いてきたり、隠れていた想いに気づくことがあります。さらに面白いのは、ブロックだから簡単に組み合わせられるということ。本業で研修をよく受けますが、「イメージを共有しましょう」「理想の未来像を描きましょう」はよくあります。言葉だけで行う場合、個々人の想いをひとつの有機的に統合したイメージにするのはなかなか難しいと感じるのですが、レゴブロックだとそれぞれの理想像をそのまま統合モデルへ組み合わせられるのがすごいですね。

飯田:共有のワークのことですね。今回のワークショップでは、「現在」と、「未来のビジョン」の2つのテーマで、参加者全員での共有作品づくりに取り組みました。このワークでは、まず個人が自分の作品をつくって語ったあと、そこから各人にとっての、譲れない、コアとなる部分を取り出し、それらを合体させた、ひとつの作品づくりに取り組んでもらいました。

横山さん:僕らは今回、「AFCキャノン」というタイトルの、AFCの現在を表現する作品と、「AFCターミナル」というタイトルの、未来ビジョンの作品を作りました。 AFCキャノンは、現在のAFCが目指している目標と、目標へ向かう姿勢を現しています。そして、未来へはどう向かっていくのか。それぞれが描いたAFCから、1つずつパーツを取り出して「AFCターミナル」を作りました。目的、ビジョンを撃ち出すキャノンから、AFC以外の人たちも集まってくるターミナルへ。それぞれが持つビジョンがひとつになって、共通認識ができました。


池山さん:それぞれのコア部分を組み合わせて、一緒に未来像を作っていくのは新鮮でした。

菊池さん:「そのパーツはAFCにとって、存在意義になるんじゃないか」「このパーツは、AFCの“仲間”感だよね」、それぞれのコアとなる部分を”AFC“に組み込んでいく。それぞれの視点の違い、想いの違いがわかるし、それをひとつにまとめられる。あれは感銘を受けました。

飯田:AFCさんのようなNPO法人に限らず、企業やそのほかの様々な組織において、ビジョンに共感したり、そのビジョンの実現に自分は参加しているというように自分事化したりできないと個人としてエネルギーを出し切れない。とはいえ、メンバーそれぞれの想いを載せた言葉をただつなげればよいかというとそれでも不十分。その点レゴなら、メンバーそれぞれが想いをかたちにした作品からからコアとなるパーツを拾ってつなげて、ひとつの作品として組み合わせられ統合できるんです。なのでこの作品には、メンバーそれぞれが抜け漏れなく組み込まれています。

説明をするほう、聞くほう、どちらも真剣なまなざしですが、ちょっとしたことでも笑いが起きるような雰囲気で進みました

それぞれのレゴからコア部分を拾って、メンバー全員で一緒にひとつのAFCを組み上げていきます

池山さん:言葉だけではなく、見て感じる。どちらも必要なんだなと感じました。未来像を描くとき、メンバーそれぞれの言葉だけ組み合わせるとなったら、まとまりのないおかしなことになりかねないですよね。でも、レゴだからこそ、組み合わせてひとつのものにできるんです。

飯田:ワークショップを終えてみて、今の手ごたえや、効果の実感はいかがですか?(*このインタビューは、ワークショップの3週間後に実施)

菊池さん:本当の意味での効果を実感するには、まだ時間が必要です。ただ、たとえば、事務作業を担ってくれているメンバーとじっくり話す機会ができました。僕らは「地味な作業ばかりお願いしてごめん」と思っていたけど、本人は実はとてもやり甲斐を感じてやってくれていた。これを知れただけでも大きな意義がありました。

横山さん:もし、事務作業が得意な人に「メンバーなんだから企画を作ってよ」と言ったら、嫌になって離れて行ってしまうかもしれない。全員、それぞれが違う能力、やり甲斐を持って、“同じ”ビジョン、AFCを作っているって認識できたのは大きな効果だったと思います。

「意図や、予想を超えた未来像が
浮かび上がる」

監査法人に勤める池山さんは「自分たちが意図できないことを見つけられる」という感想をくれました

飯田:もし、他の人にひと言でオススメするとしたらどう伝えますか?

菊池さん:ひと言にまとめるのは難しいですが、あえて言うなら、「新旧メンバーがひとつになるきっかけ作り」ですかね。
特に、拡大フェーズに入り始めたスタートアップにはとても効果的だと思います。古くからいるメンバーと、新しく参加したメンバー、それぞれのビジョンをひとつにまとめるのに良いワークショップだと思います。

池山さん:「チームが没頭できる瞬間を体験できる」。言語化できていない深い部分に入っていける。先に「どういう効果が見込めるか」で考えるものじゃない。やってみてどう感じるか。意図していなかった効果が見えてくると思いました。

プルデンシャル 生命のライフプランナーとしてさまざまな業界、立場の人と仕事をする機会がある菊池さんは「新旧メンバーがひとつになるきっかけ作り」とひと言にまとめてくれました

横山さん:「AI時代に不可欠な感性ワークショップ」です。これからの時代は、ロジカルな部分はどんどんAIが担ってくれます。だから、人間は、感性、感覚を磨かないといけない。何をやるべきかは共有できても、どうやりたいか、なぜやりたいかは共有しづらいですよね。

菊池さん:僕らみたいなNPO法人はもちろん、営利企業でも、ビジョンやミッションを大事にしているなら、個々人のやり甲斐、イメージが大事になっていくと思います。レゴRシリアスプレイRワークショップはそこを補ってくれるものだと感じました。

横山さん:今回、僕らの共通認識、目指していくべき未来像がはっきりしました。この向かうべき道に向かって、AFCを盛り上げていきたいと考えています。

【団体紹介】

  • 特定非営利活動法人Accountability for Change
  • 代表者:代表理事 横山正宏
  • 事業概要:公認会計士としての専門性を活かした社会貢献活動を通じて、ソーシャルセクターの健全な発展に寄与するとともに、次世代の会計プロフェッショナルの育成を目指すNPO団体として、2014年に設立。現在の登録会員数は20名。活動は毎週土曜日に月1回ほど
  • Webサイト:http://www.accountability4change.com

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