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2017年2月 8日配信 | カテゴリー:
多国籍の参加者さまを対象に、「全編英語」で【仕事の進め方研修】を実施しました!
【仕事の進め方研修】を、「全編英語」で実施しました
先日、あるご担当者さまから研修実施に関するご相談をいただきました。
従業員のほとんどが日本人だったこの組織では、数年前に海外での事業展開を目指してグローバル部門を設立されました。
そしてこれをきっかけに、多国籍のメンバーの採用を開始したのだそうです。
ところが、さまざまな国籍の従業員が働く部門であるがため、それぞれが異なる価値観を持って「自分のやり方・考え方」で仕事をしており、仕事の進め方も成果もバラバラ......という事態が起きてしまいました。
こうした状況を改善するために、今回、【「仕事の進め方」研修】をご依頼されたそうです。
本研修にお集まりいただくのは、アメリカ・イギリス・フランス・ウガンダなど、多様な国籍のメンバーを含む約40名の方々。
それぞれ異なる母国語を持つ方々ですので、本研修は全編、参加者全員が理解できる「英語」での実施となりました。
仕事を進める「フレームワーク」を学び、多様性が活きる素地をつくる
今回の課題は、仕事での「足並み」が揃わない事態を改善すること。
研修の目標は、「全員が共通の『フレームワーク(行動するための基本的な考え方)』を理解し、それを元に、『自分に合う仕事の進め方』を見つけること」に設定しました。
そこで、まずは日本のビジネスシーンにおける代表的な「フレームワーク」である「報・連・相」や「PDCA」を学んでいただくプログラムをご提案しました。
ディスカッションを多く設けたプログラムに
また、今回の研修プログラムには、ある工夫を凝らしました。
それは、「日本人の参加者だけ」で行う研修よりも、さらに多くのディスカッションの時間を設けたことです。
海外の教育では「自分の意見を述べること」が重視されており、海外で育った方々はディスカッションに長けている傾向があります。
研修を担当した講師はこうした文化的背景も考慮して、参加者さまに自らの能力を活かしていただけるよう、このようにプログラムを設計しました。
ほか、参加者の皆さま同士が打ち解けていただけるよう、体を動かしながら行うアイスブレイクや、チームビルディングのワークも取り入れました。
意見が活発に飛び交う研修になりました
私は、サポーターとして研修の補助にあたる中で、ある印象的な場面を目にしました。
講師が「何か意見や質問は?」と訊くと、すぐに何名もの方が手を挙げて発言し、するとその意見に対して誰かがコメントを返す......。
そうやって、議論がどんどん発展するのです。
このような、講師の補助なしに自ずと意見が活発に交わされる研修は、日本人の参加者だけで行う研修ではあまり見かけませんので、たいへん強く印象に残りました。
「暗黙の了解」とされがちな知識・スキルこそ、改めて周知を
参加された方々の中には「『PDCA』や『報・連・相』は初めて聞いた」という方も多かったようで、講師の話に熱心に耳を傾けていらっしゃいました。
あるフランス人のメンバーの方は、
「フランスには、『報・連・相』という文化がない。でも、日本人に教えてもらった『報・連・相』をチームで実践したら、仕事がとてもうまくいったことがあった。今回新たに学んだことも、仕事に取り入れたい」
とおっしゃっていました。
研修をサポートした私としても、「"日本では当たり前"とされているビジネス知識が、他国では全く知られていないことがある」ことが実感でき、「今回の研修で学んだことをすぐに実践してみたい」という声を頂戴できたこともあって、たいへん有意義な機会となりました。
今回の研修が、この組織の事業展開を後押しするきっかけとなることを願っております。
【仕事の進め方研修】のカリキュラム等
詳細はこちら(※インソースのWEBページへのリンクです)
ご相談内容に合わせて、各教育プログラムをカスタマイズしてご提案いたします。
ミテモの研修プログラム【社会人研修3.0】
【eラーニング教材】
「仕事の進め方(全7章)」
「eラン教材での予習×研修でのロールプレイング」でスキルの定着を図る
【反転授業】「仕事の進め方」
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