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理念浸透のプロフェッショナルの知恵 「理念」を浸透させるための最初のステップ

ミテモでは様々なお客様の組織活性・理念浸透のご支援をしています。本シリーズはその活動の中で得られた知見を皆様にご紹介をさせていただいています。

※バックナンバーはこちらからご確認いただけます

前回からはより組織活性の現場で役立つ実践的な知見をご紹介すべく、コミュニケーション・コンサルタントである中島里奈(なかじまりな)氏の記事をご紹介しています。

※前回の記事なぜ「理念浸透」の施策は重要なのにいつも後回しになるのか?

今回は、行動変容を引き起こす「理念」を浸透させるための最初のステップ、についてです。

様々な会社の様々な「企業理念」

「企業理念」―――
組織経営の根幹であり、企業が存在する以上、そのどの企業においても社内外に明示されているべきテーマではありますが、皆さんは、改めてその言葉の意味を見直してみたことはありますか?

ビジネス用語辞典や国語辞典などを引いて見ると、細かな表記の違いはあるものの、大まかには、以下のような意味合いで説明されています。

「企業理念とは、組織の発足の礎となる『何のためにこの企業は存在するのか?』という企業の存在意義を踏まえ、その目的を達成するために経営層、従業員がとるべき行動についての基本的な考え方(行動規範)が表されたものである。」

もう少し噛み砕いて言うならば、

「企業理念は、その企業を取り巻く社会環境や経済状況、時代のトレンドなど、外部の環境がいかに変わろうとも、その企業が見失うことのないものであり、経営陣が経営方針を決定したり、各従業員が日常業務に従事する中で、その判断や行動に迷う時、最後の拠り所となるべき"価値観"である。」とも言えるでしょう。

インターネットで「企業理念」とワード検索すると、名だたる企業のWebの「企業理念」のページが出てきます。しかしながら、「企業理念」の表現の仕方は各社様々で、その捉え方も、表記の仕方も、扱い方も、微妙に違いがあるように思います。

例えば、企業理念と行動規範の関係性を見せる過程においては、「Phiosophy」「Statement」「Vision」「Mission」「Value」「Principle」「社是」「企業精神」「経営姿勢」「運営方針」「行動指針/基準」...
その他書ききれないくらい沢山の、日英様々な言葉が使われています。

言葉のチョイスが企業により様々なだけでなく、その表現方法も様々です。「企業理念」における最も大きな「概念」をとって見ても、「一言で短く表現」「いくつかに箇条書き」「長い文章」など、形態はいろいろです。

また、その「概念」を「行動規範」に結びつける過程の見せ方も、「段階的に箇条書きに表記」「ピラミッドや弁図などの図形を使って視覚的に表現」「組織図のような形で構造を可視化」など、各社それぞれの個性や工夫がみられます。

さらに、このような「企業理念~行動規範」に関するメッセージの、従業員への発信方法など、その取扱いも業界や会社によって特徴が見られます。
「社長から口頭で社員へ発信する所信声明のような機会」を定期的に設けていたり、「社内報など文字にして配布する媒体」を定期的に発行したり、「名刺サイズのカードなど、従業員に携帯させるツール」を作ったり...。

ちなみに以前私が働いていた日系ホテルでは、接客業という性質上、お客様へのご案内のための"虎の巻"ともいえる「ご案内手帳」という、制服の胸ポケットに入るサイズの小さなブックレットが毎年年度初めに全従業員に配布されるのですが、
(因みにそれには、館内のいつどこでお客様に館内のサービスについてたずねられても、すぐにお答えできるように、ホテルの館内情報や関係部署の内線番号などの情報がびっしりと書かれています)、
その最初の数ページには、毎年必ず企業理念と行動規範が掲載されていました。

また、その後転職した「社内外コミュニケーション」が専門分野のコンサルティング会社では、「まずはわが社がお手本に!」という意気込み(?)でしょうか、企業理念が書かれたTシャツやら マグなどのグッズやらが、時々本社から全世界の支社に送られてくるなど、あの手この手でトップのメッセージを従業員に向けて発信していました。

「企業理念~行動規範」に関して、このように企業により、捉え方や表現、取り扱いにおいて違いが出てくるのはなぜなのでしょうか?

なぜ「理念」をかたちにする必要があるのか?

なぜ企業によって「企業理念に関連するメッセージ」の表現や社内への発信方法に様々な形態が生まれるのでしょうか?
その疑問をひもとくために、「そもそも、なぜ目に見えない価値観である『理念』を、かたちにする必要があるのか?」というところから考えてみましょう。

「企業理念」という、本来目に見えない概念を、文字や文章、図などを使って目に見える形で表す理由は、
「企業の存在意義の根幹を示す概念・価値観を、社内に流通させるため」です。

そして、その先には、
「その価値観に沿った行動を従業員にとってもらう」という最終目的があります。

そのためには、
「理念を流通させるだけでなく、従業員の意識に"確実に"浸透させる」必要があります。

「企業理念」を従業員の間に「流通させやすく、浸透しやすくするため」の各企業の努力の結果が、上記に上げたような、企業理念や行動規範に関する"企業の特性やスタイルを反映した様々な表現や社内への発信方法"を生み出してきたと言えるでしょう。

もし、「理念」を明確なかたちにしないで発信したら、理念が示す本来の価値観が、その流通過程で
・違う解釈をされてしまう
・それが繰り返される間に、本来の概念がゆがんだり、尾ひれがついたりする
などの危険性があります。

そもそも"目に見えない概念"である理念を言葉や文章などの文字で「形式知化」することはかなり難しい作業です。よほど優秀なコピーライターを使っても、全ての従業員に同じ概念を想起させる言葉を捻り出すことは不可能でしょう。

なぜなら、前回の記事でもお話したように、社会のダイバーシティの促進にともない、企業の内部でも人々の属性やバックグラウンドの多様化が進んでおり、従業員も様々な価値観や考え方を有する個性の集合体となりつつあることを考えると、たとえ同じもの(言葉・文章)を見ても、みんながみんな同じことを感じ、受け取るとは限らないからです。

「暗黙知」の概念をシンプルな言葉で「形式知」化する

次に「理念を流通させるだけでなく、従業員の意識に"確実に"浸透させる」ことについて、少し考えてみましょう。

「理念」を"確実に"浸透させるためには、理念が示す価値観を従業員が日常業務の様々な場面で「想起しやすい」かたちで流通させることが大切でです。

「企業理念」や「行動規範」を言葉や文章で表現した場合、その言葉や文章の文字量が多くなればなるほど、それぞれの従業員がそれを頭で理解して記憶するのは難しくなります
(残念ながら、今後若者の文字離れが進めば、近い将来、若い社員には"読んでもらうことすら難しい"という時代がくるかもしれません)。

ましてや、自分の業務の様々な場面で、その概念を想起することや、さらにその概念に沿った行動をその場その場で瞬時に判断してとっていくことは、個々人の記憶の容量的にも、想起から行動に移すまでの瞬発力的にも、ますます困難であるといえるでしょう。

目に見えない「企業理念」の価値観を象徴する出来事に光をあてる

「シンプルで短いけれど的確な言葉」というのは、暗黙知の概念である「企業理念」の価値観を、形式知化して従業員の「行動規範」に結びつける際の一つの鍵になりそうです。

しかし、もう一つの鍵となるのが、目に見えない「企業理念」の価値観を象徴するような「実際に会社で起きた出来事」です。

みなさんの会社にも、ドラマになりそうな伝説的なエピソードはありませんか?ご自身にご経験がなくても、自社の創業時から会社を支えてきた諸先輩方、もしかしたら、みなさんがご存知ないだけで、隣の部署で昨日今日にも、そんな出来事が起きているかもしれません。

次回は、「『企業理念』は『事実』によって裏付けられる」ということについて、お話したいと思います。

「社内の伝説的エピソードという事実」に裏付けられている「企業理念」は形式知化して社内に流通した後、形骸化せずに「従業員に"確実に"浸透」します。

また、
それには「『企業理念』を従業員が想起しやすいかたちで流通させる」ために「コア・マインドを発信する」しかけが必要です。

次回は、そのしかけの手法を少し具体的にご紹介してまいります。

《告知》自律的に一人ひとりが挑戦する組織づくりを実践する理念浸透実践セミナー

理念浸透や組織活性のご支援をしていて、最も多い相談の一つが社員一人ひとりが自社のことを誇りに思い、自らの意思で挑戦している組織にしたいということです。これもまさに理念のような根本的な価値観が自分の仕事と密接につながっていけばおのずと実現されるテーマでもあります。

では実際にどのように理念が浸透し、一人ひとりの行動が変わるのでしょうか

次回は経験豊富なコンサルタントより、その実体験例を交えて複数回に分けて行動変容のプロセスの実際をご紹介してまいります。

▽無料セミナー:理念浸透実践セミナー 予約を受け付けています

ミテモはこれまで様々な規模・事業を営んでいらっしゃるお客さまの理念浸透組織活性をご支援してまいりました。

経験豊富なコンサルタントとプランナーが失敗しない理念浸透のプロセスをご紹介するとともに、ご参加いただいている皆様のお悩み・課題を解決する無料セミナーを開催しています。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

【日程】
2013年12月18日(水)14:00~16:30
2014年01月29日(水)14:00~16:30

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